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limaにIntelliJ IdeaからSSH接続してVisualStudioCodeみたいにする

Last updated at Posted at 2023-12-19

はじめに

Lima等のCUIしかない仮想環境上でコードを書くときに、VSCodeのRemoteDevelopmentはとても便利ですね。
でも私普段からAndroid Studioを使っていることもあり、Jetbrainsのエディターも試してみたくなりました。
IntelliJIDEAでVSCodeのRemoteDevelopmentみたいなのができないか調査した結果です。

環境

Intel macでOSはSonoma 14.1、IntelliJIDEAのバージョンはIntelliJ IDEA 2023.3 (Ultimate Edition)です。

やり方

SSHの設定

LimaのSSHの設定は~/.lima/{lima上の環境名}/ssh.configに書かれています。
(lima上の環境名はlimactl listで確認できます。)
ターミナルから以下のコマンドを実行してください。

vi ~/.lima/lima/ssh.config

ここで出てきた情報はあとで使うのでターミナルは開いたままにしておいてください。
多分こんな感じのが出ているはず

# This SSH config file can be passed to 'ssh -F'.
# This file is created by Lima, but not used by Lima itself currently.
# Modifications to this file will be lost on restarting the Lima instance.
Host lima-rocky-9
  IdentityFile "/Users/user/.lima/_config/user"
  IdentityFile "/Users/user/.ssh/hogehoge"
  IdentityFile "/Users/user/.ssh/hugahuga"
  StrictHostKeyChecking no
  UserKnownHostsFile /dev/null
  NoHostAuthenticationForLocalhost yes
  GSSAPIAuthentication no
  PreferredAuthentications publickey
  Compression no
  BatchMode yes
  IdentitiesOnly yes
  Ciphers "hogehogehugahuga.com"
  User user
  ControlMaster auto
  ControlPath "/Users/user/.lima/hoge.sock"
  ControlPersist yes
  Hostname 111.111.111.111
  Port 123456

IntelliJ IDEA側の設定

まずはIntelliJ IDEAを開いて、左側のタブからリモート開発を選びます。
その後SSH接続の下に書いてある新規接続をクリックします。

次に接続の一番右側にある歯車マークを押してSSH構成の設定画面に飛びます。

この画面に、先ほどのターミナルで確認した情報を入力していきます。

  • ホストにはHostの後ろに書いてあるlimaの環境名を入力します。
  • ユーザー名にはUserの後ろに書いてあるユーザー名を入力します。
  • 認証タイプはキーペアを選択します。
  • 秘密鍵ファイルにはIdentityFileの後ろに書いてあるパスのうち、ファイル名がidで始まるものを入力します。
  • パスフレーズは適当に入力します。(あとで使うので覚えといてください。)

全て入力し終わったら接続のテストを押して確認してください。
「正常に接続されました!」と出ればOKです。

右下のOKボタンを押してSSH構成のダイアログを閉じてください。

戻ってきた画面で接続の欄に先ほど作った接続設定が入っています(もし入っていなかったらプルダウンから選択してください)

接続を確認して続行を押してください。


こんな感じの警告が出るかもしれませんが一旦無視で大丈夫。

SSH接続が完了したら、IDEのバージョンとプロジェクトディレクトリを選ぶ画面が出てきます。
IDEのバージョンは適当で良いのですが、プロジェクトディレクトリは下の画像の矢印のところを押して選んでください。
これ適当にするとプロジェクトとして認識してくれないので注意してください。

IDEを起動して接続を押してください。

Jetbrains Gatewayが開きます。
先ほど入力したパスフレーズを入力してください。

以上で完了です。

それでは楽しい開発ライフをお送りください〜

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