ジェネリクスを伴うインターフェイスを具象クラスでimplemetsする際に型制約に幅を持たせる方法

何をしたかった？

ジェネリクスを伴うインターフェイスを具象クラスでimplemetsする際に、「型の制約に幅をもたせたい！」というケースに遭遇しました。
しかし、「ジェネリクス　インターフェイス　Typescript」のように検索しても、implememtsする際に型を唯一に制約するような例しか出てきませんでした。

例えば以下のようなものです。
ジェネリクスの入門記事でよく見かけるような内容かと思います。

interface IHoge<T extends number | string | boolean> {
  hoge(item: T): T;
}

class Hoge implements IHoge<number> {
  hoge(item: number): number {
    return item;
  }
}

自分が実現したいのは「number と string を取り扱える具象クラスを実装したい！」というものでしたが、上例のように実装してしまうと、クラスHoge は number型しか取り扱えなくなります。

どうやって解決した？

以下のように、インターフェイスIHoge に T を渡し、具象クラスHoge において T extends ○ | △ で制約をかけることで実現できました。

interface IHoge<T extends number | string | boolean> {
  hoge(item: T): T;
}

class Hoge<T extends number | string> implements IHoge<T> {
  hoge(item: T): T {
    return item;
  }
}