最近OSS活動を始めたこともあり、外部コントリビューターが貢献しやすいissueラベル付けを考えてみたので共有します。
OSSプロダクト用のラベルですが、そうでないプロダクトにも参考になると思います。
また、GitHub issuesに限らず、Asana, JIRA, Wrike, Trello, Redmine等のチケット/タスクにラベル付けするときにも参考になるかと思います。
まずは一覧
以下に詳細を記載していきます。
0系
0系のラベルは外部コントリビューター向けのラベルです。
0: good first issue
…初めてコントリビュートするのに向いてる小さめのissueにラベル付けされます。
0: help wanted
…解決策がまだ明確に定まっていない、誰かに助けてほしい系のissueにラベル付けされます。
Close系
Close系はissueをクローズする時に理由として貼り付けるラベルです。もちろんコメントも記載した上でクローズします。
Close: duplicate
Close: invalid
Close: wontfix
Feedback系
Feedback系は質問や改善要望等のフィードバックに使うラベルです。
Feedback: feature request
…ユーザや顧客などから得られた新機能要求等のissueにラベル付けされます。
Feedback: question
Priority系
Priority系はissueに優先度を付ける時に使うラベルです。
highもlowも付いてないラベルは優先しないという訳ではなく、highとlowの間=中くらいの優先度という意味になります。
Priority: high
Priority: low
Problem系
バグやセキュリティ上の問題を表すラベルです。
Problem: bug
Problem: security
…セキュリティに関する問題を報告するissueにラベル付けされます。
Type系
issueの種類を分類するのに使うラベルです。Typeの代わりにProblemが付いてることもあります。
Type: design
…プロダクトの設計を議論するissueにラベル付けされます。
OSSじゃない場合、設計は別の場所で議論されるので不要。
Type: documentation
…プロダクトのドキュメントに関するissueにラベル付けされます。
Type: improvement
Type: new feature
…プロダクトの新機能に関するissueにラベル付けされます。