eclipseが特定のワークスペースで起動できなくなった
うかつにeclipse上でドでかいファイルを開いてしまった際にeclipseが突然終了して
同じワークスペース指定でeclipseを起動しようとしても、
起動実行->起動中ゲージが1/10くらい進んだところで突然終了->以降は何度やっても同じ
という現象になりました。
パッと調べてもわからずご愁傷様です、と思い、ついでにJunoからKeplerに移行してeclipseの環境を再構築したのですが
結局気になって調べて対処することができたのでメモしておきます。
ログを確認する
とりあえず何はともあれログ確認。
${workspace}/.metadata/.log
あたりにログが出力されているので
これを確認するとだいたいぬるぽが出ていたり何かしらエラーが出ていたりします。
これで特定できれば良いのですが場合によってはなかなかわからないこともあります。
cleanオプションで起動してみる
いったんcleanオプションを付けて起動してみましょう、これで問題なく起動できればラッキーです。
windowsの場合はeclipse.exeのショートカットを作成して、
上記のように-clean
を付ければ良いです。
全部削除してみる
このあたりまででかなり調べてそれでも起動できないと、
もう諦めて最新版のeclipseをダウンロードして再構築しようとか考え始めます。
となれば、怪しいファイルをガッツリ削除してみようと思うのですが
特定さえできていないので${workspace}/.metadata/
をまるっと削除してみれば
eclipse自体に何か影響が出てしまったのか、それともワークスペースだけの問題なのか
判別することはできるかなという体でストレス発散で削除をしてみます。
当然、パースペクティブの設定やワーキングセットの設定等全部消し飛ぶので
起動はできたもののこれ何も解決していないよね、、と落ち込みます。
一時保存ファイルを削除してみる
ともあれ、${workspace}/.metadata/
内のどこかのファイルを駆逐すれば
このワークスペースでも起動することができるだろうとポジティブになってみます。
配下のディレクトリやファイルを更新日時でソートしてみたり
ファイル名でgrepしてみたりググってみたりして、
あとはバックアップをとっていくつかのファイルの削除を試してみます。
今回の場合は${workspace}/.metadata/.plugins/org.eclipse.e4.workbench/workbench.xmi
を削除することで
少しの犠牲(パースペクティブの設定)を払ってワークスペースを復活させることができました。
まとめ
起動できなくなった時がアップデートの時期。eclipseあるある