概要
先日、Automation Anywhere A360の実行端末に対してWin11のFUを適用したところ、
CR上に『切断』ステータスのままデバイス情報が残り、デバイスの削除もできなくなる事象が発生しました。
試行錯誤の結果、APIによるデバイス情報リセットを行うことでデバイス削除できるようになったので、今回はAutomation Anywhere A360でCR上からデバイス削除ができなくなった場合の対処法を記載します。
APIによるデバイス情報リセット手順
1.CRのデバイス画面から、削除したいデバイスIDを確認する。
2.POSTMANを起動。
POST Methodで [CR URL]/v1/authentication を入力する。
Bodyタブで「raw」「JSON」を選択、下記を入力する。
{"username":"XXXX",
"password":"XXXX"
}
※XXXXはAdminUserのID/PW
「Send」を押下する。
3."token":の後ろの""で囲まれたToken情報をコピーする。
4.POST Methodで [CR URL]/v2/devices/reset を入力する。
Headersタブをクリックし、下記2つのKeyを設定する。
Content-Type:application/json
X-Authorization:手順3でコピーしたToken情報 ※""は除く
Bodyタブをクリックし、「raw」「JSON」を選択、下記を入力する。
{
"deviceIds":{
"ids":[XX]
}
}
※XXは手順1で確認したデバイスID
「Send」を押下する。
CRにログインし、対象のデバイスを削除する。
以上