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Oracle Cloud Infrastructure Advent Calendar 2022

Day 2

OCI Search Service with OpenSearch を使うための最低限の環境を IaC 化した

Last updated at Posted at 2022-12-01

はじめに

こちらの記事は、Oracle Cloud Infrastructure Advent Calendar 2022 の Day 2 の記事として書かれています!

コスト削減の意味で OpenSearch のクラスターが必要になった都度作り直していたのですが、毎度毎度めんどくさいなと思い、OCI Search Service with OpenSearch を扱うための OCI リソース一式を IaC 化してみました。

作成する環境

Resource Manager(OCI が提供する Terraform のマネージド・サービス)から terraform apply することで以下のような環境を作ります。

image01.png

デフォルトでは、各ノード(Master/Dashboard/Data)が 1 台ずつ最小構成でプロビジョニングされます。具体的には以下の通りです。

  • Master Node
    • OCPU: 1
    • Memory: 20GB
  • Dashboard Node
    • OCPU: 1
    • Memory: 8GB
  • Data Node
    • OCPU: 1
    • Memory: 20GB
    • Storage: 50GB

作成手順

https://github.com/shukawam/resource-manager/tree/main/examples/opensearch にアクセスします。
README に Deploy to Oracle Cloud というボタンがあるので、こちらをクリックします。

image02.png

クリックすると、現在使用中のリージョンで Resource Manager のスタック作成画面に遷移します。

image03.png

変数の構成で入力必須な項目を入力します。

  • compartment_id: 先の構成がプロビジョニングされる Compartment OCID を指定
  • opensearch_cluster_display_name: クラスターの表示名を指定
  • private_key_location: 踏み台に SSH 接続するための自身の秘密鍵のパスを指定
  • ssh_public_key: 踏み台に SSH 接続するための公開鍵の本文を指定

その他は、任意項目のため好きに調整してみてください。

次に、作成されたスタックの詳細画面から適用(terraform applyに相当します)をクリックします。
※ちゃんとやる方は、計画(terraform planに相当)してから作成された計画を元に適用してください)

image04.png

15~20 分ほど経過するとジョブが完了します。

image05.png

完了したジョブの詳細画面からログを参照します。ログの末尾に出力変数として、手元の端末からポートフォワードするためのスクリプトを出力しているので、これを手元で実行します。

image06.png

実行例

ssh -C -v -t -L 127.0.0.1:5601:10.0.0.10:5601 -L 127.0.0.1:9200:10.0.0.186:9200 opc@129.146.21.98 -i <private-key-path>
# ... omit

[opc@opensearch-bastion ~]$

手元のブラウザで https://localhost:5601 にアクセスし、以下の画面が参照できれば無事完了です。

image07.png

おわりに

何か動かない等の不備があれば、GitHub - Issues までよろしくお願いいたします。

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