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はじめてのアドベントカレンダーAdvent Calendar 2024

Day 18

Tinkercadのコードブロックで誰でも簡単自動モデリング

Last updated at Posted at 2024-12-20

はじめに

みなさん、3DCADは何を使っていますか。
初心者の方におすすめなCADとしてTinkerCADというものがあるのですが、今回はTinkerCADでプログラミングによって3Dモデルを自動生成してみようと思います。

動機

最近はFusionを使っているのですが、3Dモデリングの始めたての時はTinkerCADでモデリングをしていました。
私は部活動でモデルロケットの3Dプリント部品の製作を担当しており、ノーズコーンをTinkerCADで設計して3Dプリンタで印刷するということを繰り返していました。
しかし直径や長さが変わるたびに3Dモデルを設計しなおすというのは面倒だったので、パラメータを入力したら自動で生成してくれるプログラムを作りたいなと思い、TinkerCADのコードブロック機能で作ることにしました。

使い方

TinkerCADのアカウントを作り、ログインしてください。
以下のように、デザイン -> コードブロックというところにコードブロックのプロジェクトが表示されます。

image.png

ここで右上の作成 -> コードブロックを押して新規作成しましょう。

すると以下のような画面が開きます。
image.png

Scratchのようなビジュアルプログラミング言語でプログラムを作ることができます。
それぞれのブロックの意味は大体わかると思うのでここでは割愛します。
変数も使用することができるので、以下のようなプログラムを組んで変数にパラメータを入れれば、パラメータに合わせて自動で3Dモデルを出力することができます。
image.png

作成した3DモデルはSTLやOBJなどの形式でエクスポートすることができます。

最後に

TinkerCADのコードブロック機能は直感的でわかりやすく3Dモデルを自動生成することができるので、初心者の方にとてもおすすめです。
しかしTinkerCADでできることも限られているので、より高度なことを求めるのであればFusionなどの本格的なCADを使用するといいと思います。
ちなみにFusionもPythonなどでプログラムを書いてモデリングすることができます。そのことに関する記事も書くかもしれません。

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