はじめに
Office 365 Business Premiumを職場で試用していて、1ヶ月ほどの試用期間を経て結局購入しないことになりました。
そのときにテストということでその試用版のOneDriveをローカルPCと同期していたのですが、それを試用期間が過ぎたあともそのままにしていました。
更に数週間が経過すると完全にアカウントが停止されてデスクトップ版のOneDriveアプリが起動時に「サインインするときに問題が発生しました」とエラーダイアログを出してそのアカウントのOneDriveアプリは終了してしまいます。他のアカウントのOneDriveは起動して、右下にアイコンが表示されます。
ではそのアカウントだけOneDriveから解除しようとするとタスクトレイにアイコンがないので、その設定を行うこともできません。困りました。
毎回、起動時にこのダイアログが表示されるので、これをどうにか解消したいのです。
解決策
OneDriveが起動時に自動ログインして自動で失敗しているので、じゃあそのアカウントのOneDriveの認証情報を削除してやれば訊いてくるんじゃないのかな。
ということで、以下のようにコントロール パネル
→すべてのコントロール パネル項目
→資格情報マネージャー
と開きます。
そして、Windows資格情報
を選択します。
すると下にこのPCに記録されている様々なサービスの認証情報のリストが表示されるので、この中からOneDriveに関するアイテムを探します。
おそらく以下のようなアイテムが見つかるのではないでしょうか。
このように複数のアカウントを使用している場合は、その中から問題のアカウントを選択し、「削除」を選んでください。
そのあと、OneDriveを起動すると、以下のようなウィンドウが表示されます。

このウィンドウが表示されている間、右下のタスクトレイにはそのアカウントのOneDriveのアイコンが表示されているので、以下のように設定からアカウントのリンクの解除を行います。

これでエラーダイアログが表示されなくなります。