こんにちはこんにちは。
Unityエンジニアの山田です。
僕はOkinawa.UnityというコミュニティでUnity入学式をやったりしているのですが、自分がUnity初心者だった頃に中級者になるのを苦労したのを思い出したので、その経験を共有しようと思いました。
この記事では初心者と中級者として以下のような人を想定しています。
初心者:Unityを勉強し始めたばかり。技術書やWebのチュートリアルを見てUnity勉強中
中級者:自分ひとりである程度Unityアプリを作ることができる
僕がUnity初心者の頃に苦労したのは、技術書やWebのチュートリアルをひと通りやって、だいたいUnityの使い方が分かった後に、じゃあいざ自分ひとりでアプリを作ろうとすると、作り方が全くわからず途方に暮れてしまったことです。
今ではアプリを作る時に「こういう機能を実装したい」と思ったら、Unityでの実装方法を思いつくことができるのですが、当時はまだ知っている事が少なく、実装したい機能をどうやったら実装できるのかわかりませんでした。
そこで僕がやったのは
- いろいろな技術書やwebのチュートリアルをやる
- 技術書やチュートリアルで作ったアプリに機能を足したり画面を追加したりする
です。
いろいろな技術書やwebのチュートリアルをやる
実装したい機能をどうやったら実装できるのかがわからないのは、単純にUnityの実装経験が少ないため引き出しが少ないのが原因です。
技術書によって説明している内容は異なるので、いろいろな技術書やチュートリアルをやることで、引き出しを増やすことができます。
具体的には、Unity技術書といっても説明している内容は、2Dか3Dかといった違いや、シューティングゲーム、アクションゲーム、ノベルゲームなどゲームの種類によって異なります。
僕は自分が買った本や会社にあった本を合わせて4冊か5冊くらいやりました。
技術書やチュートリアルで作ったアプリに機能を足したり画面を追加したりする
いきなりゼロからゲームを作り始めると、実装しないといけないことが多すぎてどれから手をつければいいかわからなくなります。
また知らないことも多いので調べないといけないことも多く、困ってしまいます。
技術書やチュートリアルで作ったアプリをベースにすると、実装するのは追加する部分だけだし、知らないことも少ないので実装を進めることができます。
また、当時は僕はやらなかったけど、今だったらこんなこともやるといいのではと思ったのは
- もくもく会に参加する
- twitterなどで進捗を公開する
です。
もくもく会に参加する
もくもく会とは、「みんなで集まってもくもく作業する会」です。
誰かの発表を聞く勉強会とは違って、みんな自分の作業をしています。
参加者には上級者の人もいるので、初心者の人は困った時などに上級者に質問するのがいいと思います。
twitterなどで進捗や疑問点を公開する
twitterなどで進捗や疑問点を公開すると誰かが答えてくれたり、反応があったりします。
また自分の作業記録としても使うことができて、1ヶ月前と比べてどのくらい変わっているかなどを感じることができます。
公開しないよりは公開するほうがより勉強のモチベーションを保つことができると思います。
以上です。
勉強を続けるのはなかなか大変ですが、いろいろな仕組みを使ってぜひ勉強を続けてもらえればと思います。