はじめに
回帰テストのため「Tricentis Tosca」を利用する機会が増えてきました。
正規表現が使えるようですので使い方を纏めました。
「Tricenti Tosca」を使う際の参考になればと思います。
目的
Fiori Ui5では特に指定していない限り「id」の後ろに番号がついており画面を更新するとこの番号が変わります。
なのでこの番号を正規表現で書くことによって
Tricentisで設定している「id」部分を固定で書かなくてもよいと考えました。
idに対して正規表現を設定
__item7-__table0-5_cell0
上記7の部分が変動しているようでしたので正規表現で記載してみます。
{REGEX["__item\d-__table0-5_cell0"]}
こうする事によって正規表現が適応できます。
実際に動かします。
問題
今の状態だと「id」の番号が一桁しか対応出来ていない状態です。
もちろん「¥d」を増やせば2桁目も対応出来ますが、別の方法で実装しました。
上記のように実装すると3桁まで広げることができます。
今までデベロップツールから確認している限り[id]の後ろの番号が4桁を見た事がないのでこの方法で問題ないと思います。
その他
感想
正規表現を使う事によってテストに汎用性を持たせ、テストケース作成の幅が広がりました。
参考記事
◆Tricentis Tosca Manual
Regular expressions
https://documentation.tricentis.com/tosca/1400/en/content/tbox/regular_expressions.htm