Ambassadorアドベントカレンダー13日目の記事です!
いつもは普通に技術の記事を書いているのですが、今回は「いち個人」としてAWSを使い始めてよかったことを書きます。誰かのモチベーションや、その再確認になれば幸いです。
結論ですが自分にとって「何がよかったか」。それは 「気軽に自分で作れる/運用できるものが、めちゃくちゃ増えた」 ということです。他にも色々ありますが「いち個人」として考えるとこれが一番大きいです。私にも「何か物を作って動かすのが好き」という部分が多少はあり、そこに深く刺さっています。
もともと組み込みエンジニアとして主にC++を使ってプログラミングをしていました。仕事以外では趣味でHTML+JSやTypescriptでゲームを作ったり、レンタルサーバーを借りて簡単なAPIを実装していました。ただどうも自分が気軽に作れるものの範囲がなかなか広げられていない感覚がありました。
AWSを本格的に触るようになったのは、AWSを得意とする現在の会社に転職してから。入社前の予習として触ったのが、ほぼ初めてだったと思います。
最初につくったもの
面接の場で「何か準備しておくといいことありますか?」と聞いたら「適当なサンプルを触ったり改造して、コード(SDK)を通してクラウドリソースを操る感覚を体験しておくといいよ。Lambda,SQS,S3,DynamoDBはよく使うのでBalckBeltで概要は掴んでおくといいかも」とアドバイスをもらいました。
ということで当時の公式サンプルにあった「S3に画像を保存したらLambdaを発火して画像を縮小し、サムネイルとしてS3に保存する」をドキュメントに沿って作ってみました。
画像を縮小するためのライブラリをインストールしてパッケージ化する部分で苦労しましたが、とりあえず動かすことに成功。言語はPythonでSDKはboto3だったと思います。
その次に作ったもの
前述のサンプルを改造して「S3に画像を保存したらLambdaを発火して、その画像をTwitterにそのままツイートする」というものを作ることにしました。
TwitterのAPIを叩くSDKがあったので、それを前述のサンプルでの「画像を縮小するためのライブラリをインストールしてパッケージ化」と同じ方法で取り込んで実装しました。たいしたものではないですが、これが動いた時は嬉しかったです。普段自分が使っているサービスに繋がった!外に出れた!という感動がありました。
このあとも「リプライでじゃけんして戦歴を記録できるbot」や「映画館の上映スケジュールをスクレイピングして梅田のレイトショー一覧を昼頃に送りつけるbot」を作ったりしました。
そのあと
仕事でAWSをいろいろと触り、できることを増やし、足りない知識を資格勉強・取得で体系的に補完し、たまにブログや勉強会でアウトプット&整理、そうこうしている間に作れるものが徐々に増えてきました。(その間にいろんな人に迷惑をかけ助けてもらいましたw)
マネージドなサービスやSaaSを組み合わせることで、手軽に作れる/運用できるものはかなり増えたと思います。ノーコードやローコードでいけちゃう部分も増えました。
もちろん、ただ動くだけでなく考慮すべきことは沢山ありますが、マネージドなものをつかうことでこちらで担保すべき範囲は減らせますし、チューニングもしやすいです。
今回Ambassadorブログということで、いつもと違う記事を書いてみました。「気軽に自分で作れるものが、めちゃくちゃ増えた/増えている」ということ、それがモチベーションになっていることを再確認できたのでよかったです。
ではまた!