##はじまり
macOSをCatalinaにバージョンアップしてからターミナルを開いたところ、
以下のメッセージが出てきたので実行。
The default interactive shell is now zsh.
To update your account to use zsh, please run `chsh -s /bin/zsh`.
For more detailes, please visit https://support.apple.com/kb/HT208050
$ chsh -s /bin/zsh
#.bash_profileが読み込まれない
実行後、ターミナルを再起動したら.bash_profile
に設定していた、
PS1="\w $ "
(カレントディレクトリのフルパス表示)が適用されていなかった。
どうやら/bin/bash
参照だったのが/bin/zsh
に更新され、
.bash_profile
参照だったのが.zshrc
になったらしい。
#初期状態
とりあえずターミナルのディレクトリ表示の設定を預かり知るPS1
変数がどの様に設定されているのか確認。
% echo $PS1
%n@%m %1~ %#
設定値が"\w $ "
から全然違うものに変わっていた。
#.zshrc設定をして元のフルパス$表示にする
まず、.zshrc
を開く。
% vi ~/.zshrc
元々PS1="\w $ "
だったので、今回は以下の様に設定し、
PS1="%d %c $ "
フルパス 現在居るディレクトリ $ command
としてみた。
#.zshのパラメータ一覧
以下の辺りから使用する。(必要な部分だけ試した。)
変数 | 内容 | 例 |
---|---|---|
%d | カレントディレクトリ(フルパス) | /Users/user/work |
%~ | カレントディレクトリ(~が$HOME) | ~/work |
%C | カレントディレクトリ(相対パス) | user |
%c | カレントディレクトリ(相対パス) | ~ |
%n | ユーザ名 | user |
%# | ユーザ種別 | #(root) %(root以外) |
%M | ホスト名(フルサイズ) | localhost.local |
%m | ホスト名 | localhost |
%D | 日付(yy-mm-dd) | 30-06-20 |
%W | 日付(yy/mm/dd) | 30/06/20 |
%w | 日付(day dd) | Tue 30 |
%T | 時間(hh:mm) | 12:34 |
%t | 時間(hh:mm(am/pm)) | 01:24AM |
%* | 時間(hh:mmss) | 12:34:56 |
%? | 直前のコマンドの戻り値 | 0 |