この記事の内容
- httpメソッドGETについて
- Linux環境におけるcurl,wgetコマンドについて
GETメソッドとは
画像資料:https://medium-company.com/http-get-post-%E9%81%95%E3%81%84/
GETメソッドとは、HTTP通信でWebブラウザなどを通してユーザーからWebサーバへリクエストを送る際に利用されるリクエストの種類の一つです。上記の画像でいう、HTTPリクエストの部分にあたります。webサーバーに指定したURLを送信してほしいときにGETメソッドは、使われます。
また、HTTPレスポンスの確認やURLからリソースをダウンロードするコマンドに、curl
やwget
があります。次の章で、概要や使い方を説明します。
curlコマンドとは?
curl
コマンドの基本的な使い方
curl
コマンドは、HTTPレスポンスの中身を確認するときに使用するコマンドです。
基本的な使い方は、
$ curl 指定のURL
Headerのみ表示したい場合は、
$ curl -I 指定のURL # ヘッダーのみ表示
Bodyのみ表示したい場合は、
$ curl -i 指定のURL #Bodyのみ表示
curl
コマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-d | POSTリクエストとしてフォームを送信する |
-l | ヘッダ情報のみ表示する |
-i | ボディ情報のみを表示する |
-O | 取得したデータを標準出力ではなくファイルに出力する |
-R | ダウンロードしたファイルのタイムスタンプをサーバー上のタイムスタンプに合わせる。 |
-L | 要求したページにリダイレクトが設定されていた場合に追従する。 |
引用:https://envader.plus/course/5/scenario/1026
wgetコマンドとは?
wget
コマンドとは、指定したURLからリソースをダウンロードする際に使用するコマンドです。Linux環境は、基本的にCUIでダウンロードをすることがほとんどなのでwget
を使う必要があります。
また、wget
は、Linuxに標準に備わっている機能ではないので、
$ sudo apt install wget
のようにインストールする必要があります。
wget
コマンドの基本的な使い方
wget`コマンドの基本的な使い方は、
$ wget https://指定したURL
その後、chmod
コマンドなどで実行権限を与え、wget
でとってきたダウンロード
ファイルを実行
$ ./ダウンロードファイル
まとめ
今回は、
- HTTPリクエストのGETメソッド
- HTTPレスポンスの中身を確認する
curl
コマンド - 指定したURLからリソースをダウンロードする
wget
コマンド
を学びました。web開発やアプリケーションのテストの際は必ず使われるので、覚えておきましょう!
実行環境
オンライン学習サービスEnvaderを使いました。
Envaderは、環境構築が不要で簡単にLinux環境が学べるので学習するのにとても便利でした。コースは、
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- Linux応用
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無料で使えて、初心者には難易度の高い環境構築しなくていいのでおすすめです。(一部有料)
今回学んだことをもっと深く学びたい方や新しい知識を身につけたい方は、ぜひ活用してみてください。
参考資料
https://envader.plus/course/5/scenario/1026
https://medium-company.com/http-get-post-%E9%81%95%E3%81%84/