要素を透明にするにはopacity
が利用できますが、
opacity
には要素の中身全てを透明にするという性質があります。
背景のみを透明させたい時とかは、rgba
を利用しましょう。
##rgb
rgba
を学ぶには、まずrgb
というものを理解する必要があります。
rgb
は色の指定の仕方の1つで、3つの値の組み合わせで表示する色を決めます。色を指定するときは#ffffff
のようなカラーコードを使ってもrgb
を使っても構いません。
style.css
.box {
background-color: rgb(255, 147, 30);
}
.box{
background-color: #ff931e;
}
##rgba
色を透明にしたいときは色をrgba
で指定します。rgba
は4つの値をコンマ(,)区切りで入れます。4つ目の値が透明にする度合いで、0 ~ 1
の数値で指定します(値が小さいほど透明になります)。
opacity
プロパティは要素全体を透過させますが、rgba
を使うとその色だけを透明にすることが出来ます。
index.html
<div class="rgba-sample">
<p>rgbaの透過</p>
</div>
<div class="opacity-sample">
<p>opacityの透過</p>
</div>
style.css
/* 背景だけ透過される */
.rgba-sample {
background-color: rgba(84, 190, 238, 0.5);
}
/* 要素の中身も透過される */
.opacity-sample {
background-color: rgb(84, 190, 238);
opacity: 0.5;
}