概要
git管理したくないファイルは.gitignoreで管理しているかと思いますが、プロジェクトを作成するたびに生成するのは手間になります。
.gitignoreを自動生成し、さらにカスタマイズしたものをテンプレートとしてgistで管理する方法をまとめます。
- giboで.gitignoreを自動生成
- .gitignoreをカスタマイズ
- .gitignoreをgistにアップロード
- gistでrawデータのURLを取得
- wgetでgistから.gitignoreをダウンロード
giboで.gitignoreを自動生成
giboという.gitignoreを自動生成するツールを利用します。
# giboのインストール
brew install gibo
# iOSアプリ開発用の.gitignoreを生成
gibo dump Swift Xcode >> .gitignore
.gitignoreをカスタマイズ
そのままでも十分ですが、自分用に.gitignoreをカスタマイズします。
カスタマイズが不要な場合は、giboだけで十分なのでこの後の手順は不要です。
.gitignoreをgistにアップロード
カスタマイズした.gitignoreをgistにアップロードします。
自分の場合は以下gistにアップロードしました。
https://gist.github.com/shtnkgm/dfe0a0478a15de11ce93ca6f39223cd5
gistでrawデータのURLを取得
gistでrawボタンをクリックすると、ファイルのrawデータにアクセスできるので、このURLからwgetで取得します。
ここで注意点としては、gistのrawデータのURLはハッシュ値で管理されており、gistを更新するとURLが変わります。ファイルを更新しても最新のgistを取得するよう、ハッシュ値は取り除いておくと良いです。
# ハッシュ値あり
https://gist.githubusercontent.com/[user_id]/[gist_id]/raw/[hash_id]/.gitignore
↓↓↓
# ハッシュ値なし(最新のgistを取得)
https://gist.githubusercontent.com/[user_id]/[gist_id]/raw/.gitignore
wgetでgistから.gitignoreをダウンロード
# wgetで.gitignoreを取得する
wget https://gist.githubusercontent.com/[user_id]/[gist_id]/raw/.gitignore -O .gitignore
# 長いのでbitlyなどで短縮URLにしておくと使い勝手が良いです
wget https://bit.ly/shtnkgmgi2 -O .gitignore