この記事は、Fusic Advent Calendar 2024 15日目の記事です。
昨日は、 @pensuke628 さんの Storage Browser for Amazon S3 の記事でした。
背景
こんにちは、10月に100キロウォーク完歩したことが今年一番の思い出になっている海老原です。(5月も歩く予定です)
私は今年の4月に新卒として入社し、研修後はLaravelを使ったバックエンド開発に取り組んでいます。
開発を行う中で、お客さまと文章でやり取りする機会が最近増えてきました。そこで今回は、自分が 「お客さまとやり取りを行う際に意識していること」 を紹介したいと思います。
以下に書いていることを完璧に実践できているわけではありません。
自戒の意味を込めてまとめているで、暖かい目で見ていただけると幸いです。
お客さまとのやり取りで気を付けていること
①相手が知りたい情報が何かを常に考える
(「こんなの当たり前だろ」と思っているかと思いますが、)自分はこれが一番重要だと思っています。たとえば以下のように、相手が求めている情報は状況や立場によって異なります。
- (経営者など)この開発で、できることが何なのか端的に知りたい
- (Web技術に詳しくない方)クラウドについて簡単を知りたい
- (Web技術に詳しい方)特定の処理について技術的な説明がほしい
相手がどんな情報を必要としているかを的確に把握することが重要です。
野球について何も知らない人に「野球について教えて」と言われた際に、いきなり「カーブ」と「スライダー」の曲がり方の違いを教えてもあまり意味はありません。(たとえが下手ですいません...)
ヒントを見つける
相手が知りたい情報の「粒度」は、お客さまが書いた文章やこれまでのやり取りにあると思います。その粒度を的確に把握し、適切な形で情報を伝えることが、エンジニアとしてコーディング以外に重要なスキルだと思います。
情報を分かりやすく伝えるための工夫
- 結論をはじめに書く(起承転結ではなく、結論ファースト)
- 図や画像を使う
これらについて書かれている本や記事がいくつかありますが、その中でも自分が参考になったものをいくつか紹介します。
②他の人にレビューしてもらう
文章を書く際には、他の人にレビューしてもらうことをおすすめします。これは、ソフトウェア開発におけるPR(プルリクエスト)の考え方・目的と同じです。
効果的なレビュー依頼方法
また、レビューを依頼する際は、以下のことを明記することをおすすめします。
- 相手が知りたいことは何なのか
- 自分の書いた文章で伝えたいことは何なのか
これにより、解釈のズレや余計な確認の手間を減らすことができると思います。
※もちろん、文章の推敲として、ChatGPTなどの生成AIを活用するのもいいかと思います。
この方法をやりすぎると、レビューをする側の負担になってしまうので、程々にお願いした方がいいと思います。(例:お客さまとのやり取りに慣れるまでお願いする etc.)
最後に
お客さまとのやり取りは、エンジニアとして避けられない大切な業務のひとつだと思います。
今回は、私が気を付けていることを紹介しましたが、まだまだ学ぶべきことが多いと感じています。これからも成長を目指して取り組んでいきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
明日のFusic Advent Calendar 2024 は、@kwashi さんが書きます。お楽しみに!