こんにちは。
オープンソースに参加して、技術力を伸ばしたい!でも英語が!!っていう人結構いるのではないでしょうか?
そこで、ララベルにコミットできるようになることを目標にLaravelのマージされたプルリクを教材に英語を教えてみることにしました。
海外で働きたいとか金髪美女と付き合いたいとかではなくLaravelのコミッターになるために必要最低限の英語力を最短距離で身につけてもらうことを目標にして書いていこうと思います。
で、お前は誰だ!って方いると思うので一応紹介させていただきますが、私はToeic960点取得、IT企業での翻訳経験ありのプログラマーです。
それでは早速第1回目のお勉強を始めましょう。
対象のプルリクは、なるべくネイティブが書いたものでかつみなさんが興味を持てそうな内容を選ぶように心がけてみました。
今回の対象のプルリクはこれにしました。
URL :https://github.com/laravel/framework/pull/24655 |
タイトル: [5.7] Email Verification (Framework)
概要
This PR adds optional email verification to the typical "make:auth" setup.
To utilize this, the end-user must only do "make:auth" and then add implements
MustVerifyEmail to their User model. Everything should be automatic from there.
内容としては、ララベルのmake:authコマンドで作成したユーザー登録機能に簡単にメール認証機能を加えることができるようにしたというものです。
今までは、make:authでログイン機能を作成してもメール認証については自分で実装しなければならなかったので非常にありがたいですね。
このプルリクで追加された機能はドキュメントにも記載されています。
(ちなみにこのプルリクはLaravel創業者のtaylorotwellさんによって作成されています。)
ではそれを踏まえて一度自分の力で概要を読んで見ましょう。
以下にいくつかの重要な単語をピックアップしました。
verify = 認証する
PR = Pull Request = プルリクエスト
typical = 典型的な
temporary = 一時的に
avoid = 避ける
読めましたか?
それでは一緒に見ていきましょう。
タイトル
[5.7] Email Verification (Framework)
[5.7] メールの認証(フレームワーク)
これはそのままなのでいいですね。
では概要について一行ずつ見ていきます。
This PR adds optional email verification to the typical "make:auth" setup.
(これは、通常の「make:auth」コマンドの仕組みにメール認証機能を追加するためのプルリクエストです。)
日本語に訳すとこんな感じです。直訳すると違和感があるのでちょっと意訳しています。
勉強のために直訳バージョンも見ていきましょう。
英語を読むときは文章の切れ目にスラッシュをいれて、スラッシュで分けた部分ごとに読んでいくと文章が理解しやすくなります。
This PR adds optional email verification / to the typical "make:auth" setup.
このプルリクエストは任意のメール認証を追加します / 典型的な "make:auth"の設定に
そうするとこんな感じになります。英語がすらすら読めるようになるまではこのようにスラッシュで区切って読んでみるといいでしょう。
スラッシュ入れる場所がわからない?
大丈夫です。毎回少しづつコツを紹介していきますので徐々にわかるようになるはずです。
まず一つ目のコツは文章の構造を把握することです。
英語は結論を先にいって後から情報を追加していくような感じになっていて主語+動詞+目的語の順番になっています。
主語 This PR このリクエストは
動詞 adds 追加する
目的語 optional email verification 任意のメール認証を
目的語まで揃った時点で文章としてはなりたっているのでこの後ろにスラッシュをいれてスラッシュ前とスラッシュ後を別々に訳すことで長い文章でも読みやすくなります。
まあちょっとややこしいですが、名詞の後に to があったらその間にとりあえずスラッシュを入れてみるっていうのもありですね
verificationのように ~ionとなっていたらまず名詞です。その後にtoなどの接続詞がきていたらその名詞の前までの文章の説明が始まると考えて良いでしょう。
ちょっと長くなってしまったので残りの文章は簡単に説明して終わりにします。
意訳
To utilize this, the end-user must only do "make:auth" and then add implements MustVerifyEmail to their User model.
(エンドユーザーは "make:auth"を実行し、UserモデルにMustVerifyEmailを追加するだけでこの機能を利用できます。)
直訳
To utilize this, / the end-user must only do "make:auth" / and then / add implements MustVerifyEmail / to their User model.
(この機能を利用するには、/ エンドユーザーは、"make:auth" を実行するだけです。 / そしてそれから / MustVerifyEmailを追加します。 / ユーザーモデルに)
直訳
Everything should be automatic / from there.
全て自動です。 / そこからは
以上です。
わからないこととかもっとこういううことが知りたいとかあればコメント残してもらえると嬉しいです。
ではー!