UnityでMac向けのリリースビルド時のHoge_BurstDebugInformation_DoNotShip
フォルダについて
Burstコンパイラとデバッグ情報フォルダ
UnityでMac向けのリリースビルドを行う際、MetaWork_BurstDebugInformation_DoNotShip
というフォルダが生成されることがあります。このフォルダは、UnityのBurstコンパイラによって生成されたデバッグ情報を格納するためのものです。Burstコンパイラは、ネイティブコードを高速化するためのUnityのコンパイラで、ジョブシステムやエンティティコンポーネントシステム(ECS)など、Unityの高パフォーマンスプログラミングモデルをサポートしています。
通常、このフォルダは開発者向けであり、リリースビルドには含めないことが推奨されています。そのため、フォルダ名に"DoNotShip"が含まれています。
デバッグ情報の生成を無効にする方法
- Unityエディタで
Window
>Burst
>Burst Compiler Configuration
を選択して、Burstコンパイラの設定ウィンドウを開きます。 -
Debug Information
のドロップダウンメニューをクリックし、None
を選択します。これにより、デバッグ情報が生成されなくなります。
これらの手順を実行した後、再度ビルドを行うと、Hoge_BurstDebugInformation_DoNotShip
フォルダが生成されなくなるはずです。
アプリの配布時には不要
他の人にアプリを配布する場合、MetaWork_BurstDebugInformation_DoNotShip
フォルダは通常必要ありません。エンドユーザーには関係なく、アプリの実行にも影響を与えません。アプリを他の人に配布する前に、このフォルダを削除してください。
最終的なリリースビルドでは、アプリのサイズを最小限に抑え、パフォーマンスを向上させるために、不要なファイルやフォルダを取り除くことが一般的です。