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【WinSrv2016】リモートデスクトップサービスのプロファイル【固定プロファイル】【RDS】

Last updated at Posted at 2021-11-06

RDSクライアントに固定ユーザープロファイルを読み込ませる場合の話

Windows Server 2016では、ドメインユーザーのプロパティの「リモートデスクトップサービスのプロファイル」タブがRD接続時に読み込まれない。

image.png

このタブでは、RDセッションホストにRD接続でログインする際に読み込むプロファイルを指定する。

しかし、タブのプロファイルパスに「NTUSER.MANがあるフォルダのパス」を指定するだけでは固定プロファイルにならない。Windows Server 2016ではここでの設定が無視される。


解決策は2つ。
一つは、このタブでの設定を諦めてGPOで固定ユーザープロファイルの設定を構成すること。「RDセッションホストサーバー上の固定プロファイルを使用する」を有効にして、「リモートデスクトップサービス移動ユーザープロファイルのパスを指定する」にパスを指定すれば良い。

二つ目の解決策は、RDSHサーバー側で次のいずれかのレジストリ値を作成すること。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Terminal Services\fQueryUserConfFromDC
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp\fQueryUserConfFromDC
種類は「Reg_Dword」、数値は「1」とする。これを設定すると、ドメインユーザーがRD接続した際に、リモート接続マネージャー(RCM)というものが「リモートデスクトップサービスのプロファイル」タブを参照するようになるらしい。

ちなみに、二つの「fQueryUserConfigFromDC」の優先度は「SOFTWARE\Policies\」の方が高い。PoliciesキーはGPOが反映される場所なので、優先度が高くなるのだろう。二箇所で値を作成しても、「\SYSTEM\CurrentControlSet\」での設定は意味がなくなる。

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