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技術選定の汎用的な観点

Last updated at Posted at 2020-12-08

アドベントカレンダー9日目です。
パーソンリンクではKibelaを使って知見の共有をしているのですが、そこで社内共有した内容を書いていこうと思います。

はじめに

これから初めて技術選定をする人、技術選定で悩んでる人向けにまとめた乱文です。
私個人の観点なのでこれが正解というわけではないのですが、大きく分けて3つの観点で技術選定しています。

観点1:要件を満たしている

  • ユースケースにマッチしているか
  • サービス要件を満たしているか
  • 金銭的・時間的なコストを考慮できているか

観点2:デファクトスタンダードである

  • 技術的負債になるリスクを減らしたい

要素1:信頼できる

  • 本番環境での利用事例が多いか
  • 開発母体がどこか
    • メンテナが個人より組織のほうが信頼しやすい
  • 定期的にアップデートされているか

要素2:広く普及している

  • 本番環境での利用事例が多いか
  • リソースの確保が容易か
    • 増員や穴埋めのときに「他に使える人がいない」状態だと困る
  • 情報が多いか

観点3:ROI(投資収益率)が高い

  • 金銭的・時間的コスト低かつリターン高がベスト
    • リターンが何かは目的や状況によって異なる
    • 「金銭的なコスト削減」かもしれないし、「エンジニアとしての市場価値向上」かもしれない

さいごに

上記の観点をすべて満たす必要はなく、状況に応じてどの観点の比重を高めるかが重要です。
例えば、個人開発であれば観点3の比重が高くなるかもしれませんし、ビジネスとしてのプロダクト開発であれば観点1、2の比重が大きくなるかもしれません。

技術選定で悩んでる人の参考になれば幸いです。

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