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生PHPについて知識を資産化していく③

Last updated at Posted at 2021-04-04

#前提として

  • 自分が勉強してきた知識を保存するために書いています。
  • 本当に初歩的な事から書いていってます。
  • 万が一間違っている可能性もございますので、その時はご指摘頂ければ嬉しいです。
  • 常時更新していく予定です。
  • アウトプット用ですので、MAMPを使用していきます。

#####PHPについての記事はこちらから

##データベースと接続

PHPからMySQLデータベースにアクセスするためのAPIは2種類ある(PHP7の場合)

①mysqli
②PDO_MySQL ※こちらで進めていきます

php.net:MySQL用PHPドライバの概要
PHPでデータベースに接続するときのまとめ

###DB(データベース)操作の基本 CRUD

・Create → 新規作成
・Read → 表示
・Update → 更新 ※履歴を残すか、完全に上書きするか
・Delete → 削除 ※完全に消すか、非表示にするか

※データ量が膨大になるなら、
・パーティション(分割)
・レプリケーション(ミラーリング)

これらも要検討する

##phpMyAdmin

MAMPから起動させる

①「Open WebStart page」をクリックする
②ブラウザから、 ツール → phpMyAdminで起動する

お問い合わせフォームの内容を入れていく

####新規作成する

new.png

####データベースを作成する

①データベース名を入れる ※例:infoma
②照合順序を選ぶ ※例:utf8_general_ci

データベース作成

####テーブルを作成

テーブル名は複数形で書く
例:users, articles など

①テーブル名を作成 ※複数形で書く!!  //ここではcontacts と入力
②カラム数を決める ※今回はid、氏名、メールアドレス、url、性別、年齢、お問い合わせ内容、日付(created, updated)の9つ作成する

テーブル作成

###テーブル作成時に抑えたいこと

・ストレージエンジン → 基本はInnoDB

・照合順序 → 現在はutf8mb4推奨

・データ型
 ・数字(整数(int) 少数(float)、金額なら整数かdecimal)
  ・文字列(varchar)、boolean(真偽)、Dateなど想定される文字数に合わせる

カラム挿入

カラム挿入後
↓↓

挿入後

###新規作成

「挿入」をクリックして、データを追加する

新規作成

###更新

作成したデータの横の「編集」をクリック

データの編集

データ変更後に「実行」すると更新される。

###削除

作成したデータの横の「削除」をクリック

データの削除

###表示

画面の「インラインを編集」をクリックする

インラインを編集

・氏名だけ取り出す

SELECT your_name FROM contact;

氏名だけ取り出す

それぞれの氏名だけ取り出せました!!
↓↓

氏名取り出し2

###DB操作の基本(SELECT)

・SELECT 表示させたい項目
・FROM table名
・Where 検索条件

・Group by グループ化
・Order by 表示順序
・Join テーブル結合(inner/outer/left)

etc...

##PDO(PHP Data Object)

データベースとやり取りできる方法。

###クラス

関連する機能をひとまとめに(責務の分離)

クラス(class)

変数/定数、関数をひとまとめにしたもの

・変数/定数 → プロパティ
・関数 → メソッド

php.net:PDOクラス

###クラスの使い方

2パターンある

①new(動的)
- $pdo = new class名;
- $pdo->プロパティ
- $pdo->メソッド

②static(静的)
- PDO::ATTR_ERRMODE
- PDO::ERRMODE_EXCEPTION


動的と静的
アロー演算子( -> )とスコープ演算子( :: )

php.net:定義済み定数

###作成したデータベースに接続するためのユーザーを作成する

作成しているデータベースを選んでいる状態で「特権」をクリックする

データベースに接続

ユーザーアカウントを追加する

ユーザーアカウント追加

  • ログイン情報入力
  • 「データベース infoma への全ての特権を与える。」にチェックを入れる
  • 「実行」をクリックする

ログイン情報入力

新しいユーザーが追加されました!!

###PDOでデータベースと接続していく

mainte/db_connection.php
<?php
//指定されたデータベースの接続を表すPDOインスタンスを生成する
const DB_HOST = 'mysql:dbname=infoma;host=127.0.0.1;charset=utf8';

// データベースにアクセスできるユーザー
const DB_USER = 'php_user';
// データベースにアクセスするためのパスワード
const DB_PASSWORD = 'password123';

$pdo = new PDO(DB_HOST, DB_USER, DB_PASSWORD);

// データベースと繋がっているかどうかをチェックする(例外処理) Exception

// トライする処理、エラーが出た時の処理
// try{データベースに接続する方法を書く} catch(PDOExecption $e){
//  echo '接続失敗' . $e->getMessage() . "\n";
// exit();  //接続失敗した時に抜ける
//}

try{
  $pdo = new PDO(DB_HOST, DB_USER, DB_PASSWORD, [
    PDO::ATTR_DEFAULT_FETCH_MODE => PDO::FETCH_ASSOC,//連想配列
    PDO::ATTR_ERRMODE => PDO::ERRMODE_EXCEPTION, //例外
    PDO::ATTR_EMULATE_PREPARES => false, //SQLインジェクション対策
  echo '接続成功';
} catch(PDOException $e) {
  echo '接続失敗' . $e->getMessage() . "\n";
  exit;
}

// ログイン画面に設定したユーザー名とパスワードを入れて、合っていれば接続成功と出る

?>

php.net:PDO::__construct
php.net:例外
SQLインジェクションを防ぐ対策とは|わかりやすく仕組みを解説

###データベースの中身を表示させる

mainte/index.php
<?php

require 'db_connection.php';

// ユーザー入力なし(query)
$sql = 'select * from contacts where id = 4'; //sql文

$stmt = $pdo->query($sql); //sql文実行 ステートメント

$result = $stmt->fetchAll(); //sql文の結果を表示

var_dump($result);

↓↓

// 接続成功
// array(1) {
//  [0]=>
//  array(9) {
//    ["id"]=>
//    int(2)
//    ["your_name"]=>
//    string(9) "あああ"
//    ["email"]=>
//    string(13) "test@test.com"
//    ["url"]=>
//    string(15) "http://test.com"
//    ["gender"]=>
//    int(0)
//    ["age"]=>
//    int(5)
//    ["contact"]=>
//    string(9) "テスト"
//    ["created_at"]=>
//    string(19) "2021-04-03 10:23:42"
//    ["updated_at"]=>
//    string(19) "2021-04-03 10:24:37"
//  }
// }

?>
mainte/index.php
<?php

require 'db_connection.php';

// ユーザー入力あり(prepare, bind, execute)
$sql = 'select * from contacts where id = :id'; //名前付きプレースホルダ

$stmt = $pdo->prepare($sql); // プリペアードステートメント
$stmt->bindValue('id', 3, PDO::PARAM_INT); //数字の型として 3 が入力させる 紐付け
$stmt->execute(); //実行

$result = $stmt->fetchAll(); //sql文の結果を表示

echo '<pre>';
var_dump($result);
echo '</pre>';

↓↓

// 接続成功
// array(1) {
//  [0]=>
//  array(9) {
//    ["id"]=>
//    int(3)
//    ["your_name"]=>
//    string(9) "いいい"
//    ["email"]=>
//    string(15) "test2@test2.com"
//    ["url"]=>
//    string(16) "http://test2.com"
//    ["gender"]=>
//    int(1)
//    ["age"]=>
//    int(2)
//    ["contact"]=>
//    string(10) "テスト2"
//    ["created_at"]=>
//    string(19) "2021-04-03 10:24:47"
//    ["updated_at"]=>
//    string(19) "2021-04-03 10:26:21"
//  }
// }

?>

php.net:PDOStatement クラス
php.net:プリペアドステートメントおよびストアドプロシージャ
【PHP】PDOの静的プレースホルダと動的プレースホルダの違いを確認する

###トランザクション(まとまって処理)

beginTransaction, commit, rollback

<?php

require 'db_connection.php';

$sql = 'select * from contacts where id = :id'; //名前付きプレースホルダ

$pdo->beginTransaction();

try{

//sql処理
$stmt = $pdo->prepare($sql); // プリペアードステートメント
$stmt->bindValue('id', 3, PDO::PARAM_INT); //数字の型として 3 が入力させる 紐付け
$stmt->execute(); //実行

$pdo->commit(); //全てまとめて処理をする

}catch(PDOException $e){
  $pdo->rollBack(); //更新のキャンセル
}

?>

##フォーム値をDBに保存

お問い合わせフォームで登録した内容をデータベースに保存してみる

mainte/insert.php
// DB接続 PDO
require 'db_connection.php';

// 入力 DB保存(ユーザー入力あり) prepare, bind, execute(配列(全て文字列の場合))

//ダミーデータ
$params = [
  'id' => null, //AUTO_INCREMENTを設定していて自動的に値が入るのでnull
  'your_name' => 'なまえ',
  'email' => 'test@test.com',
  'url' => 'http://test.com',
  'gender' => '1',
  'age' => '2',
  'contact' => 'いいい',
  'created_at' => null, //TIME STAMPは自動的に設定してくれるのでnull
  'updated_at' => null //TIME STAMPは自動的に設定してくれるのでnull
];

$count = 0;
$columns = '';
$values = '';

// array_keysで連想配列の左のキーを持ってくる
foreach(array_keys($params) as $key) {
  if($count++>0) {
    $columns .= ','; //0より大きかったら、「,」をつけて区切っていく
    $values .= ','; //0より大きかったら、「,」をつけて区切っていく
  }
  $columns .= $key;
  $values .= ':'.$key; //頭に「:」をつけて名前付きプレースホルダーになる

$sql = 'insert into contacts ('. $columns .')values('. $values .')'; //名前付きプレースホルダー

// var_dump($sql); //$sqlの中身を確認する
// exit; //ここで処理を止めた場合は保存されない。

// ↓↓成功するとこのように表示される

// 接続成功string(166) "insert into contacts 
// (id,your_name,email,url,gender,age,contact,created_at,updated_at)values(:id,:your_name,:email,:url,:gender,:age,:contact,:created_at,:updated_at)"

$stmt = $pdo->prepare($sql); // プリペアードステートメント
$stmt->execute($params); //実行 データベースに保存される

↓↓

//接続成功 と出る

?>

接続成功すると、ダミーデータで設定した値が反映される
(idの値で間が空いているのは、別で作ったダミーデータを消したため)

ダミーデータ反映

###お問い合わせフォームの完了場所にデータベースを保存するコードを書く

form/input.php
<?php
   
   
   
    <?php if ( $pageFlag === 2 ) : ?>
    <!-- 合言葉が合っていたか確認する -->
      <?php if ($_POST['csrf'] === $_SESSION['csrfToken']) :?>

      <!-- DB保存 -->
      <?php require '../mainte/insert.php';
      // 値を受け渡す
      insertContact($_POST);
      ?>

      送信が完了しました。

      <!-- 合言葉を削除する -->
      <?php unset($_SESSION['csrfToken']); ?>
      <?php endif; ?>
    <?php endif; ?>

?>
mainte/insert.php
<?php

// DB接続 PDO
function insertContact($request) {
require 'db_connection.php';

// 入力 DB保存(ユーザー入力あり) prepare, execute(配列(全て文字列の場合))

$params = [
  'id' => null, //AUTO_INCREMENTを設定していて自動的に値が入るのでnull
  'your_name' => $request['your_name'],
  'email' => $request['email'],
  'url' => $request['url'],
  'gender' => $request['gender'],
  'age' => $request['age'],
  'contact' => $request['contact'],
  'created_at' => null, //TIME STAMPは自動的に設定してくれるのでnull
  'updated_at' => null //TIME STAMPは自動的に設定してくれるのでnull
];

   
   
   

$stmt = $pdo->prepare($sql); // プリペアードステートメント
$stmt->execute($params); //実行

}
?>

####①お問い合わせフォームから値を入力していく

フォーム入力

####②確認画面で問題なければ「送信」ボタンを押す

フォーム確認画面

####③送信完了画面

送信完了画面

####④送信完了後、データベースに保存されているか確認する

データベース確認

処理の内容としては、

①お問い合わせフォームの内容を一旦連想配列に入れる
②PDOでデータベースで繋ぐ
③プレースホルダーで値を渡す
④プリペアードステートメントで準備する
⑤executeで実行!!

※SQL文を複数作るなら トランザクション を使う

Laravelなどのフレームワークでは、ORM, OR/マッパーという方法がある

ただ、ベースとなる知識は、

・PDO
・プレースホルダー
・プリペアードステートメント

これらの基盤を抑えるのは大切!!

#####PHPについての記事はこちらから

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