目的
最近社内のTableau勉強会に参加してみたところ、Tableauをつかって地図上での可視化ができることを知ったので試しにやってみる。
ある程度実務でもつかうことを意識していくつかの機能を盛り込んで動かしてみる。
無料でつかえるTableau Publicと東京都のオープンデータを利用。
作成方針
- データセットの準備
- 東京都の公共施設のオープンデータをダウンロード
- データセットの加工(Excel)
- 市区町村でのフィルタをかけられるように市区町村名を付与(デフォルトではNULL)郵便局の市区町村データでVLOOKUP、不明分は住所を目検で入力
- 公園や庭園、美術館、博物館等のフラグをつけてカテゴリでのフィルタをかけられるように処理
- ダッシュボードの作成(Tableau)
- データの読み込み(Google Driveに接続)
- 地図での可視化
- フィルタ機能で市区町村・カテゴリを絞り込む機能をつけたい
- カテゴリごとにマークの色を分けたい
- カーソルを合わせると施設の説明が出るようにしたい
- 施設一覧の作成
- 施設一覧と地図を並べて見られるようにしたい
1. データセットの準備
東京都オープンデータカタログサイトから公共施設一覧のデータをダウンロード
2. データセットの加工(Excel)
1.ダウンロードしたデータでは市区町村名が空欄のため、郵便番号を利用して埋めたい。郵便局の市区町村データをExcelにコピーし、郵便番号でVLOOKUP、不明分は住所を目検で入力。
2.公園や庭園、美術館、博物館等のフラグをつけてカテゴリでのフィルタをかけられるように処理する。
名称に公園や図書館を含む場合は該当のカラムに1を立てる。(ダミー変数化)
いずれにも該当しないものをその他として扱う
ここで加工したデータセットをCSVで保存し、Google Driveに格納。
データ加工に使用したExcel
3. ダッシュボードの作成(Tableau)
1.データの読み込み(Google Driveに接続)
2.地図での可視化
→列に経度を、行に緯度を設定
3.フィルタ機能で市区町村・カテゴリを絞り込む機能をつけたい
→フィルタに市区町村名・カテゴリを設定。施設一覧の表示の際にもこのフィルターを連動させたいのでフィルターの設定を、適用先ワークシートからこのデータソースを使用するすべてに設定。
ついでに料金要否と駐車場有無も追加。
4.カテゴリごとにマークの色を分けたい
→カテゴリを色に設定
5.カーソルを合わせると施設の説明が出るようにしたい
→ツールヒントに説明を設定