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スマホ利用による脳疲労をPythonで視覚化してみた

Last updated at Posted at 2025-06-15

はじめに

みなさん、1日にどのくらいスマホを利用していますか?
SNSをチェックしたり、動画を見たりなど、ついついスマホに手が伸びてしまい、何時間と利用している人もいるかと思います。

今では生活に必要不可欠なスマホですが、
とくに若い世代で、スマホを手放せない人が増えてきて、スマホ認知症という症状が増えています。

「スマホの使いすぎは良くない」 と頭では分かっていても、
具体的に脳にどんな影響があるのかって、なかなか実感しづらいものです。

そこで今回、
「スマホの使いすぎによる脳への障害を、直感的に視覚化できないか?」
と考え、Pythonで簡単なシミュレーターを作ってみました。

技術スタック

  • 言語: Python
  • GUI: TkinterPython標準ライブラリ)
  • 実行環境: Docker, XQuartz

脳疲労と認知機能が低下していく様子を視覚化

今回、作成したものがこちらです。
スライダーを動かして、利用時間に応じて脳ネットワークの状態がリアルタイムで変化します。

健康な脳(利用時間:〜2時間)

利用時間が2時間以内であれば、脳は非常に活発です。

  • 明るい青色のニューロンの接続が強く、活発に信号をやりとりしている
  • 神経信号(黄色い点)がネットワーク上を素早く行き交っている

要注意レベル(利用時間:2時間〜)

2時間を超えると、脳は徐々に悲鳴を上げ始めます。

  • 活動性の低下:ニューロンの色がくすんでいく
  • 思考の鈍化:神経信号の発生頻度と速度が低下
  • 集中力の低下:シナプスの接続が細くなり、切れやすくなる
  • 神経細胞の死滅:いくつかのニューロンが消滅し始める
  • 老廃物の蓄積:脳内にプラーク(黒い点)が現れ始める

危険レベル(利用時間:5時間〜)

5時間を超えると、脳への影響は深刻化します。

  • ネットワークの崩壊:多くのニューロンが消滅し、脳のネットワークはスカスカの状態に
  • 思考の停止:神経信号はほとんど流れなくなり、脳全体の活動が著しく低下
  • プラークの蔓延:脳の老廃物が広範囲に蓄積

おわりに

今回は、「スマホ脳疲労」という目に見えないリスクをPythonTkinterで視覚化してみました。

以下に、実際のソースコードを載せています。
皆さんもぜひ、触って遊んでみてください!
ソースコード

この記事が、皆さんの健康と、Pythonの面白さを知るきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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