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enPiT BizSysD Workshop in Iwate に参加してきました

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お疲れ様です。最近花粉症が酷すぎて頭痛がするようになりましたsukeです。

enPiTについては前回の記事を見てみてください。

本記事では岩手県立大学アイーナキャンパスで開催されたenPiT BizSysD Workshopに参加して感じたこと、得た学びを共有しようと思います。

今回のワークショップに参加したのは北海道から沖縄までの計9校ですが、私が所属する筑波大学のenPiTと他大学のものではカリキュラムから、重視している点まで大きく差異がありました。私のチームではプロダクトのクオリティを上げることよりもチーム開発における心理的安全性の確保や、チームをどのように円滑に回すことができるかという点に重きをおいて約半年間のプログラムに取り組みました。そのため、結果としてチーム開発賞という賞を受賞させていただくことができました。一方で、他のチームではプロダクトのクオリティを優先していると感じることが多かったです。サービスについてもWebアプリだけでなくネイティブアプリを作成しているチームがあったり、実際に地元の企業と連携をして街の課題を解決するプロダクトを制作したチームもありました。

筑波大学のenPiTでは、「価値」を検証するということを重要視している点から、ユーザスコープが大学生になることが多かったですが、他大学の発表では、小学生や特定の地域に住む人々といったように、大学生という枠に縛られない開発をしていました。その点において、自分達がコアユーザになり得ない場合に価値を重視した開発を進めていくためのノウハウはおそらく自分達の開発体験では得られなかったもののひとつであると感じました。また、実際のいわゆる仕事としての開発では他の企業や役所といったような自分達とは別のステークホルダとの兼ね合いが重要視される場合もあります。筑波大学のenPiTではその点においても他大学とは異なる色を持っているように思えます。一方で、そういったしがらみに捉われることなく、純粋にアジャイル開発やスクラムの手法を学ぶことによって実際の現場においても既存の枠組みに捉われすぎることのない開発を進めていくことができるようにも感じます。

また、今回は背景の違う多くの人とenPiTという共通点を通して接することができ改めて感じたこととして、一人ひとりの得意を活かしきれるかどうかが使用されるプロダクトを作るために必要なことであるということです。例えば、完成度の高いプロダクトでも、それを伝えることができなければ注目されないし、その逆もまた然りであるということです。

以上をまとめると、チームで何かをするときに意識したいことは、心理的安全性の確保と、チームとしてのパフォーマンス向上の両方を見込める得意領域の活用です。

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