テックキャンプを受講してみて
私は、未経験でのITエンジニアへの転職を行うためにテックキャンプというプログラミングスクールに通っていましたので、今後検討される方のために感想を中立な立場として記述したいと思います。
なお、こちらの記事の内容は一個人の見解ですので、参考程度にしていただければと思います。
その上で、私の属性は以下を参考にしていただければ幸いです。
前提条件
【当方の前提条件】
・大学は私立文系で3年次より金融専攻
・銀行の営業員として業務に従事
・新卒で入社した企業を1年で退社した、24歳の人
・在職中にHTML&CSSは本を使って学習
・スクール学習期間中は、11時間程度学習(土日関係なし)
結論
テックキャンプはお勧めできる。(条件付き)
考える上で「学習内容について」「費用面」「転職活動面」の大きく3つに分けてお話しします。みなさんが気になるであろう上記3つ以外にももちろんスクール選びのための要因や比較等もあると思いますが、ひとまずこちらの3点だけ記述させていただこうと思います。
学習内容について
他社サービスとは比較していないですが、テックキャンプでは「Ruby」や「Ruby On Rails」を中心に学習するので、プログラミング初心者には理解しやすく、挫折はしにくいと思います。
ただ、「プログラミング言語をしっかりマスターして即戦力になってやる!」というのはカリキュラムだけでは無理で、色んな機能を自主的にキャッチアップする必要があります。これは、おそらく働き出してからも必要になるので、これができない人はテックキャンプに入ってもしんどいと思います。
なので、当方も未経験なりに公式ドキュメントやQiitaを活用して常にキャッチアップしていました。
ここでお知らせしたいのは、『プログラミングをマスターするというよりも、エンジニアになるためのまたはエンジニアに必要な素養を育てる』という心持ちの方がいいかもしれないです!
結論この章では、「自主的に学習できる人は、めちゃくちゃいい環境であると思います!」ということをお伝えしたかったです!
費用面
こちらは、条件付きでお勧めできるというところになります。端的にいうと、「訓練給付金」の受給者に該当する方にはお勧めできます!
というのも、当方はこちらの給付金の受給対象者ではないので、スクールの費用を全額一括で払いました。
(もちろんスクールの費用は高く、給付金を受給できないことを知りながら、受講を決めましたが、新卒一年目の給料も多くないので、かなり大きな負担になりました。加えて、当方は大阪在住で就職先は東京にありますので、移住費等も...)
ということもあるので、「すぐさまITエンジニアになりたい!」や「訓練給付金がなくてもお金は大丈夫だ!」という方以外は、給付金を受給できるかを確認した上で行動しましょう!
テックキャンプのサイトから、金額や受講料の分割等の情報もあるので、確認してみてください!
転職活動面
みなさん気になる点だと思いますが、こちらも「企業にこだわりすぎなければ、転職しやすい。」ということです。(もちろん個人差があり企業とのマッチング度に大きく依存します。)
私自身は企業選びをかなりこだわっていましたが、本当に納得のいく企業さんから内定をいただきました。私は、転職・就活媒体経由で企業さんを見つけましたが、テックキャンプからの求人等もあり、色んな企業がありのでこだわらなければ、いい企業は多いと思います。(人によって違うと思いますが。)
「こだわりすぎない人」や「ITエンジニアとしての一歩を踏み出すための1社目として修行をしたいと考えられる人」には就職活動面でも大いに、お勧めできると思います!
まとめ
・「能動的に学び続けられる」
・「費用はなんとかする(もしくは、訓練給付金の受給者である)」
・「転職先をこだわりすぎない」
の上記3つををクリアできる方になら、私はテックキャンプをお勧めできます!
とはいえ、百聞は一見に如かずで兎にも角にも、アクションを起こしてみるのがいいと思います!
私も受講を決める前は無料カウンセリングでお話を聞いて決めたので、一度聞いてみられてはいかがでしょうか!