Visual Studio Marketplaceからバージョンとインストール数を取得しバッジ表示

Badge for Visual Studio Marketplace

Visual Studio Marketplaceのバッジ表示が見当たらなかったのでShields.ioを利用し、AppHarbor上で公開してみた。
VSMarketplaceBadge

Version and installs badge for Visual Studio Marketplace.

cssho/VSMarketplaceBadge: Badge for Visual Studio Code Extension

Shields.io

オープンソース向けのバッジ提供サービス。通常、CIやホスティングサービス向けのバッジはID等を指定するだけで利用できる。
Visual Studio Marketplace向けのテンプレートはなし。
https://img.shields.io/badge/<SUBJECT>-<STATUS>-<COLOR>.svgで独自のバッジを作成可能。

AppHarbor

.NET向けのPaaS。( Azure + Heroku ) ÷ 2みたいな感じ？

Visual Studio Marketplace

Visual Studio Marketplaceの各エクステンションのページ（https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName={アイテム名}）にアクセスすると<script class="vss-extension" ...の中にjson形式でバージョン情報やインストール数が格納されている。

↑の方法だとエクステンションによってデータ取得に時間のかかる物があり、GitHubのCamoのタイムアウトにひっかかる事象が発生した。

[Microsoft/vscode]
(https://github.com/Microsoft/vscode)の[機能拡張関連の処理]
(https://github.com/Microsoft/vscode/blob/bb35b07c436eac4b170c4dac906719264d1835f6/build/lib/extensions.ts#L54)を参考にAPI経由で直接Jsonを取得できるように修正して[回避](https://github.com/cssho/VSMarketplaceBadge/commit/df913be9172e73b5fbb26a8588f89db81d3599bb)。

VSMarketplaceBadge

Item Nameにアイテム名：{パブリッシャ名}.{エクステンション名}を入力し、Findをクリック。
SVGへのURLとSVGイメージ自体が表示される。

GitHub

README.mdに設定してみる。

実装

ASP.NET Web API + C#で実装。

1. リクエストから取得したアイテム名からMarketplaceにアクセスし、詳細情報を取得
2. 詳細情報からバージョンまたはインストール数を取得
3. Shields.ioにサブジェクトとバージョンまたはインストール数を投げてSVGを取得
4. SVGをレスポンスに設定

AppHarbor + VS2015の注意点

そのままだとビルドでコケる。
Can't Build Asp.net mvc project generated from vstudio 2015 enterprise / Support / Discussion Area - AppHarbor Support

対応策だけ抜き出すとこれ Copy roslyn files to web project output dir after build · runesoerensen/roslyn-sample@ba145b4

以下の設定をプロジェクトファイルに追記。

hoge.csproj

<PropertyGroup>
  <PostBuildEvent>
    if not exist "$(WebProjectOutputDir)\bin\Roslyn" md "$(WebProjectOutputDir)\bin\Roslyn"
    start /MIN xcopy /s /y /R "$(OutDir)roslyn\*.*" "$(WebProjectOutputDir)\bin\Roslyn"
  </PostBuildEvent>
</PropertyGroup>