はじめに
会社ではmacOS、家ではWindows10のPCを使っています。
普段はシングルディスプレイで作業しており、シングルディスプレイでも複数のアプリケーションを効率的に切り替えられるよう、macOSではこの記事を参考にControl+デスクトップ番号で仮想デスクトップの切り替えを設定しています。
この設定は慣れるとものすごく便利なので、家のWindows機でも同様にControl+デスクトップ番号で仮想デスクトップを切り替えられないか調べてみました。
結果、sdias/win-10-virtual-desktop-enhancer を使用することで同様に実現できたのでご紹介します。
手順
ダウンロード
現時点での最新版はBeta 0.11.1でしたのでダウンロードします。
インストール
先程ダウンロードしたzipファイルを適当な場所に展開します。
フォルダ内の virtual-desktop-enhancer.exe を実行するとバックグラウンドで起動します。
OS起動時に自動起動するには:
- 実行ファイルを右クリック → 送る -> デスクトップ (ショートカットを作成)
- デスクトップに virtual-desktop-enhancer.exe というファイルが作成されるので、そのファイルを右クリック → 切り取り
- スタートメニューを開き、検索ボックスに
run
と入力し、ファイル名を指定して実行ダイアログを実行します。 - ダイアログに
shell:startup
と入力し OK を押します。 - 新しく開かれたフォルダ内を右クリック → 貼り付け します。
公式のインストール手順はこちらをご覧ください。
カスタマイズ
ここでショートカットキーの割り当てとアニメーションの時間を変更します。
設定ファイル(settings.ini) を適当なテキストエディタで開きます。
ショートカットキー
デフォルトはControl+Win+数字ですが、macOSと合わせてControl+数字に変更します。
SwitchDesktop=Win, Ctrl
↓
SwitchDesktop=Ctrl
アニメーション
デフォルトは500msですが、視覚効果は必要ないので0に変更します。
FadeOutAnimationDuration=100
↓
FadeOutAnimationDuration=0
感想
macOSの時と違い、フリーで同様の設定が出来たことはとても大きいです。
若干の表示におけるタイムラグがあるものの許容範囲ですし、ストレスなく作業が行えているのでおススメです。
ちなみに私は以下のように設定をしています。
- 1:ブラウザ
- 2:SlackとかTypetalk
- 3:ターミナル
- 4:Gitクライアント
- 5~9:動的に1プロジェクトで1つのIDE
- 10:ブラウザ
よかったらお試しください。