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LINEbotとOpenAIのAPIを用いて、好きなジャンルでストーリーを作成する「ストーリーメイカーAI」を開発しました!!

Last updated at Posted at 2023-05-29

目次

1.はじめに

2.LINEbotの概要

3.実行環境

4.開発の流れ

5.苦労した点、気づいたこと

6.最後に

1.はじめに

私がこのLINEbotを開発しようと思った動機は、「LINEbotでできるエンタメってなんだろうと考えた時に一番面白そうだった」からです。LINEbotでのサービスを近年たくさん出ていますが、かなり便利なものが多い気がします。今回のような楽しめるサービスはOpenAIとの相性的にもあまりない印象でした。今回はその機能の概要とやり方を軽く説明していきます。

こちらから友達追加できます。

468emhek.png

2.LINEbotの概要

今回私が開発した「ストーリーメイカーAI」は次のような流れで利用できます。

①好きなストーリージャンルを選択する。
②AIが作成したストーリーでの行動を選択する。

たったこれだけです。しかも、同じジャンルでも毎回お話が違うので何回でも遊ぶ事ができます。

では実際に見ていきましょう。まず好きなジャンルを選択します。ジャンルの種類は全部で8種類です。

ストーリーが作成されると、ユーザーに行動の選択肢が与えられます。この選択によってストーリーが変わっていきます。数回選択すると物語が終了します。

3.実行環境

  • Python3.9
  • AWS(Lambda、DynamoDB使用)

4.開発の流れ

①LINE Developersに登録する(プロバイダーを作成)
②Open AIのAPI作成(APIkeyの発行)
③AWSの設定(アカウント作成後にLambda関数とDynamoDBを使用)

以下の記事を参考にしました!

5.苦労した点、気づいたこと

・プロンプト文の提案
今回OpenAIと組み合わせたLINEbotの開発をしてみて、AIと対話する際のプロンプト文の提案はすごく時間が掛かりました。例えば今回のストーリーを5回に分けるようにする際には、1回で質問を全て出すのではなく、会話の中でストーリーを展開することがうまくいきませんでした。そこでプロンプト文の最後に例をあげることでうまく実装することができました。ここから何も分からない人が見ても分かるくらいの明確で具体的な指示ができるかがとても大切だと実感しました。今回、chatGPT4のAPIを利用しましたが、chatGPT-3.5のAPIだとこのbotはうまくいかなかったので、そこも学びがありました。

・パラメーター調整
また、パラメータ調整の重要性も感じました。temperatureを変更することで出力にちらばりを発生させるなどができるのは、ユーザー体験が飽きづらくなるのかもしれないと思いました。

6.最後に

このLINEbotアカウントは、私のインターン先での業務の一環として開発しました。一つ目に作成した「AI英会話くん」よりはスムーズに作成することができ、成長を実感できました。このbotはAWSやOpenAPIを利用した事がないところから学び始め、1ヶ月ほどで完成する事ができました!今後もインターンでの活動や個人開発での学びなどを発信していくのでフォロー、いいね、保存よろしくお願い致します。

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