はじめに

bocci bocciを運営している@shoji-kaiです。
今年からメルカリShopsにてショップを開設して、自分のお米を販売することにしました。

親類や知人などにお知らせしようと思ったのですが、メルカリShopsで自分のショップに誘導するのが一筋縄では行かずに苦労したので、そのことについて書きます。

ショップURLでの誘導がうまくいかない

ショップを開設するとショップURLというのが割り当てられます。

私の場合、https://mercari-shops.com/shops/BaUb4miDEjn3qtr6x5yfrV がショップURLになります。

このURLをシェアすればいいのかなと思っていたのですが、実はこれではうまくいきませんでした。

問題点1. 「アプリで開く」をクリックしてもメルカリShopsのTOPページにリダイレクトされる

ショップURLをiPhone(私の場合はiOS 14.8)で開くとブラウザが開きます。

ブラウザからはきちんと私のショップが表示されるのですが、そこから「アプリで開く」をクリックしてメルカリアプリで開くとメルカリShopsのTOPページにリダイレクトされます。

メルカリShopsのTOPページから検索すれば当然自分のショップにたどり着けるわけですが、直接開いてほしいところです。

ちなみに、手元のPixel6(買ってしまった😇 バージョンはAndroid v12)ではこのような現象は起きず、ショップURLをクリックすると(ブラウザ経由せずに)自動でメルカリアプリが起動して、私のショップを直接開くという期待通りの動作をしました。

問題点2. ショップURLからログインするとメルカリShops TOPページにリダイレクトされる

PC・スマホ(iPhone)ともにブラウザからショップURLを開くときちんと私のショップが開くのですが、そこからログインするとメルカリShopsのTOPページにリダイレクトされます。

PCの場合、2021/11/11時点では検索機能がないので、再度ショップURLを入力する必要があります。

実はアプリの場合も同様で、アプリでログインしていないとメルカリShopsのTOPページにリダイレクトされますが、アプリの場合は基本的にログインしっぱなしだと思うのであまり問題にはならないかと思います。(インストール直後くらい)

この問題は現時点(2021/11/11)でも解決されておりません。

メルカリ(mercari.com)とメルカリShops(mercari-shops.com)でドメインが異なり、認可サーバはメルカリ側にあるようなのでそこらへんが関係あるのでしょうか？

私はここらへんはあまり詳しくないのであれですが、セッションとかに保持しておけばいいだけじゃないのかなと思ったりもするので、早めに対応をお願いしたいところです。

Firebase Dynamic Linksを見つける

さて、そんなこんなで結局のところ、親類・知人にはメルカリShopsのTOPページにて"bocci bocci"と検索してもらって、私のショップにたどり着いてもらっていました。

一方で、私もしつこく直接開く方法はないだろうかと探していたところ、ようやくと見つけました。

メルカリアプリでショップページにある「共有する」をクリック
自分のMacbookにAirDropで送る
Macbookでブラウザが起動して、そこにURLが書いてある！

URLは以下のような感じです。

https://goto.mercari-shops-static.com/?url=https://mercariapp.page.link/?isi%3D667861049%26ibi%3Dcom%2Ekouzoh%2Eios%2Emercari%26link%3Dhttps%3A%2F%2Fmercari%2Dshops%2Ecom%2Fshops%2FBaUb4miDEjn3qtr6x5yfrV%26amv%3D89000%26si%3Dhttps%3A%2F%2Fassets%2Emercari%2Dshops%2Dstatic%2Ecom%2F%2D%2Fsmall%2Fplain%2FwSfrdHvvBPYpRwk2jWWpdg%2Epng%26st%3Dbocci%20bocci%26apn%3Dcom%2Ekouzoh%2Emercari

これの、url=以降がFirebase Dynamic Linksとなっておりました。

このURLをデコードしてiPhoneからクリックしたところ無事にメルカリアプリが起動して、私のショップを直接開いてくれました。

まとめ

メルカリShopsはこれ以外にも本当に使いづらくてストレスが溜まっていたのですが、徐々に改善されてきているようです。

ですので、上記のような手順を踏まずとも、そのうち正式なショップURLやカスタムドメイン機能が提供されるのだろうと思います。

今回の記事は、それまでの繋ぎと思ってもらえれば幸いです。