2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【ノーコード開発】業務進捗をタイムリーに把握する!Miroの更新情報をSlackで受けとろうとしたらまさかの展開が・・・

Posted at

Miroの更新をタイムリーに知りたかった

オンラインコラボレーションツールの一つ「Miro」を仕事でよく使います。
みんなで同時にワイワイ触る分には良いのですが、一つのボードにみんなが非同期的に書き込んでいくときもあります。
私はどちらかというとメンバーの進捗を管理する側なので、いつ誰が更新したかがタイムリーに分かると便利だなと思いIntegromatを使ってSlackに連携してみました。

・・・それがまさかあんなことになるなんて。

できたもの

画像のように、ボードが更新されるとSlackにメッセージが届きます。
※非常に分かりづらいですが、**「”ボード名”を”更新者”が”更新時間”に更新したよ」**という形で表示されます。
image.png
仕組みととしては
①15分間隔でMiro上の更新情報を確認
②更新があればSlackにメッセージ送信
というシンプルなものです。
Integromat上でシナリオを見ると以下の通り2ステップだけです。
image.png

作り方

それでは作り方を見ていきましょう。

Miroの更新を検知する部分

Integromatで新規のシナリオを作成してMiroを選び「Continue」を選択
image.png
ボード上でMiroを選び「Watch Boards」を選択
image.png
Connectionの右側にある「Add」を選択
image.png
任意のConnection名を入力して「Continue」を選択
image.png
「Install」または「Reinstall」を選択
※認証画面が出た場合は自身のMiroアカウントで認証
image.png
Watch Boardsで「By Modified Time」を選択
※ボードの作成を検知したい場合は「By Created Time」を選択
image.png
Limitは最大何件の更新を拾うかなので自身の環境に合わせて設定してください。

これでMiro側の設定は完了です。

Slackでメッセージを送信する部分

※先にSlackでメッセージを受けるチャネルを作っておいて下さい。
Integromatのボード上でモジュールを追加して、Slackを選択
image.png
今回はメッセージの送信なので「Create a Message」を選択
image.png
Connectionの右側にある「Add」を選択
image.png
任意のConnection名を入力して「Continue」を選択
image.png
作成しておいたチャネルが存在するワークスペースに対して「許可する」を選択
※ワークスペースは右上のボックスで変更できます。
image.png
Enter a channel ID or nameで「Select from the list」を選択
image.png
作成しておいたチャネルを選択
image.png
最後に右下のOKを選択すればモジュールの設定は完了です。
左下の「Run once」を押すと一度だけシナリオが実行されるのでテストしましょう。

実行スケジュールの設定

テストが上手くいけば後は実行スケジュールの設定だけです。
Run onceの下にある時計のマークを選択
image.png
Run scenarioを「At regular interval」にしてMinutesに「15」と入力
こうすることで15分間隔で実行できます。
(間隔は自由に設定してください。)
image.png
更に詳細な設定をしたいので「Show advanced settings」を選択
image.png
Advanced schedulingの「Add Item」を選択
image.png
今回は月~金曜日までの9:00~22:00の間は監視するように設定しました。
image.png
設定が完了したら時計マークの左を選択
以下の状態になればシナリオが実行中になります。
image.png

最後に(衝撃の事実)

今回は業務でよく使うMiroを監視して更新情報をSlackへ通知しました。
Integromatの豊富なモジュール群を使えば色々な種類のドキュメントを監視できると思うので、
仕事で使う様々なツールの状況を全てSlackへ集約することもできそうですね。

・・・と、思っていたのですが、どうやらMiroとSlackは元々連携できる仕様みたいです。
最初に公式で連携できるかを調べていれば良かったんですが、先に手が動いてしまった形です。
今回作ったものはMiroを別の何かに置き換えて使うとしましょうか。(泣)

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?