プロジェクト進行時に気をつけていること
SIer11年、事業会社3年のエンジニアが、案件規模も大小それなりに携わってきた中で、ポイントとなるかなと感じることです。
メンバーの健康状態
私自身が1人で担当するプロジェクトの場合は、私自身がやるので、頑張るのみなので関係ないです。
プロジェクトは、メンバーが全員心身ともに健康な状態で取り組むのと、心が疲れている、体が疲れている状態で取り組むのとでは、進行中に発生する問題や、リリース後の障害発生、品質に大きく影響してきます。
流石に、癒す能力は持ち合わせていないので検知するときに気にしているポイントを紹介します。
- 前日、当日休暇が増えていないか
- 声のハリや、トーンに変化がないか
- 複数プロジェクトや案件に関わり、他で遅延や問題が発生していないか
- チャットなどのレスポンス速度が落ちていないか
- 沼にハマっていないか(プロジェクト進行上や、コミュニケーション、技術的な問題など)
だいたい、このどれかに該当すると、少し話を聞いておいた方が良いです。
プロジェクト開始のリスク整理
多かれ少なかれ、これは全ての人がやっていることかと思います。
私がリスクとして整理するポイントは
- プロジェクト開始時にプロジェクトゴールまでのタスクや、コミュニケーションをとる相手、利用する技術をシミュレーションして脳内でゴールできるか
です。
案件の大小によっては、タスクや利用技術の単位がどんどんざっくりになりますが、これは必ずやっています。
脳内でぼやけてしまうフェーズや、項目があれば事前に列挙していき、相談・調査検証しています。
プロジェクトの起源を関係者全員で把握できているか
大きなプロジェクトほど難しいかもしれませんが、関係者全員でなぜ必要なのか、誰に届けるのかを把握していると、品質が全く違います。
そして、把握したチームで取り組むと、なぜかデリバリーできるタイミングが早まります。
途中で忘れていくポイントでもあるので、私は
- 今やっている案件って、なんのためにやっているんだっけ?
と、時折質問するようにしています。
最後に
実は結構簡単なことで、プロジェクトは成功することも多いです。逆に1つ歯車が噛み合わないだけで、遅延しますし、障害は起きます。失敗プロジェクトが少しでも少なくなって、関係者全員がハッピーになればいいなといつも考えています。
もちろん、失敗するときはするので、その時はしっかり振り返りをする必要がありますし、全てうまくいくことはないです。
そして、せっかく書いたのに、文字ばかりで、伝わりにくい内容になってしまいました。
挿絵を入れられたら今後アップデートしていこうかと思います。