4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

キーボード作ってますか?

Last updated at Posted at 2023-12-13

この記事は スタンバイAdventCalendar2023 14日目の記事です。

筆を選ぶタイプの弘法になりたい

皆さんに質問があります。

仕事でパソコンは使っていますか?

パソコンを仕事で使っていると回答した方にお聞きします。

キーボードにこだわってますか?

おそらく皆さんの生活の中で 'キーボード' という言葉は、以下のような文脈で使われることが多いでしょう。

  • キーボードを使う
  • キーボードで文字を入力する
  • キーボードが壊れる

2022年末までは私もそうでした。

しかし、2023年に私は「キーボードを作る」という新しい概念を知ることになりました。

はじめに

こんにちは。
私は求人検索サービスを展開する株式会社スタンバイでコーポレートIT・セキュリティグループに所属している西本です。

この記事では2023年にアップデートした私のPC周りの環境の変化や感じたメリットなどについて書こうと思います。

ノートPCは肩が凝る

私がPC周りの環境をどうにかしたいと考えたのは、ひどい肩こりが原因です。

多くの社会人と同様、入社後にノートPCを貸与され、そちらで業務をしていました。
ノートPCの場合、ディスプレイとキーボード、マウス(トラックパッド)は全て固定されており、身体的に窮屈な体勢で長時間の業務を強いられます。これがいわゆる3密です。

その結果肩こりや腰痛など様々な悪影響があったように思います。

また私の場合、体質的に手のひらに汗をかきやすく、熱を持ちやすいMacbookのビルトインキーボードを使用することは不快感が大きかったです。

外付けキーボードとトラックボールの導入

そこで、私は外付けキーボードとしてAppleのMagic KeyboardとLogicoolのMX Ergoというトラックボールを導入しました。
01.jpg

このアップデートにより、以下の2点の改善に成功し、理想のPC環境が完成したかに見えました。

  1. 手汗からの解放
    キーボードを外付けにすることで暖かい機械を触り続けなくてよくなりPCをベタベタにする必要がなくなりました。
  2. 配置の自由度の向上
    キーボードとマウスが別々で配置できるため、マルチディスプレイなどの構成時に自由度が上がりました。

しかしこのアップデートでは改善されていない決定的な問題があることにこの時の私はまだ気づいていませんでした。

分割キーボードとの出会い 〜そして自作へ〜

外付けキーボードとトラックボールの導入で問題は解決したかに思われたのですが、1つだけ解決できていない大きな問題がありました。

それは一体型のキーボードはどうしても肩が前に入ってしまい巻き肩の原因になるということです。

この問題に対応するために新たに分割キーボードを導入しました。

02.jpg

分割キーボードは中央付近で左右に物理的に分かれています。

まるで遠距離恋愛中のカップルのようです。離れていてもうまく機能し、時には距離が二人の関係をより良くします。

そう、この距離がちょうど良かったんです。

腕をまっすぐに伸ばして、身体的に自然な状態でタイピングを行うことができるため、肩や首への苦労感が低減しました。

分割キーボードは使用してみて、全人類におすすめしたいくらいポジションや肩周りが楽になりますが、流通している種類が少ないため、私はLily58Proという自作キットを購入し、自作する道を選びました。これが、私が本格的に自作キーボードの沼にハマるきっかけとなりました(詳細はまた別の機会に)。

そして最終的にはこのような形で落ち着いています。
03.jpg

これから

ここまでで、2023年の私のPC環境の移り変わりを紹介しました。

PC周りのガジェットやキーボードに興味を持っていただけたら幸いです。もし興味が湧いたら、ぜひマイキーボードや自作キーボードの世界への一歩を踏み出してください。

"筆を選ぶ弘法"になりたかった私の旅は、弘法になる前に、キーボードの奥深い沼に落ちることで終わりました。肩は楽になりましたが、心はキーキャップに囚われてしまいましたとさ。。。おしまい

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?