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Amazon Elastic File System(Amazon EFS)に触ってみた

Last updated at Posted at 2018-06-19

Amazon Elastic File System とは

  • AWS上で利用可能な共有ファイルストレージ
  • 東京リージョン(ap-northeast-1)では、2018年07月リリース予定

今回やること

  • EFSの作成
  • EFSのマウント
  • EFSのアンマウント

前提条件

  • 東京リージョンリリース前のため、バージニア北部(us-east-1)リージョンを使用。
  • EFSを作成するVPCは作成済み。
  • EFSをマウントするEC2は作成済み。

手順

EFSの作成

EFSの接続設定(Step 1: Configure file system access)

  1. 作成先のVPCを選択します。
  2. 作成するマウントターゲットを選択します。
  • IPアドレス、セキュリティグループの指定が可能ですが、今回はデフォルトで作成します。

オプション設定(Step 2: Configure optional settings)

  1. Nameタグを設定します。
  2. パフォーマンスモード(General Purpose、Maz I/O)を選択します。
    パフォーマンスモードの詳細についてはAWSドキュメントを参照してください。
  3. データを暗号化する場合は[Enable encryption of data at rest]をチェックし、暗号化設定をします。

設定確認(Step 3: Review and create)

  1. 設定内容を確認し、[Create File System]をクリックして作成を実行します。
  2. 次画面で[Mount targets]の[Life cycle state]が "Available" になったら使用可能です。

EFSのマウント

EFSのセキュリティグループ設定

EFSに設定するセキュリティグループは、マウントするEC2からの2049番ポートを開放する必要があります。
2018-06-19_15h39_39.png

EC2でマウント

基本的にはマネジメントコンソール内の[Amazon EC2 mount instructions]に従って進めることで簡単にマウントができます。
2018-06-19_16h31_51.png

  1. amazon-efs-utilsをインストール
sudo yum install -y amazon-efs-utils

※ある程度新しいAmazon Linuxであれば最初からインストールされているようです。

  1. マウントポイントを作成
    ※今回は/mnt/efsをマウントポイントとします。
sudo mkdir -p /mnt/efs
  1. マウントポイントにEFSをマウント
sudo mount -t efs -o tls [File System ID]:/ [マウントポイント]

※[File System ID]は、マネジメントコンソールから確認してください。
2018-06-19_16h24_24.png
ここでエラーになる場合は、セキュリティグループの設定が漏れている可能性があります。

  1. dfコマンドでマウント確認
df -h

Sizeが異常に大きい(8.0E=8エクサバイト!)ディスクがマウントされていれば、マウント成功です。
2018-06-19_16h27_57.png

常時マウント設定

これだけだとEC2を再起動した時にマウントされないので、自動でマウントされるように設定します。

  1. マウント設定ファイル(/etc/fstab)に追記する
[アベイラビリティゾーン].[EFSのDNS Name]:/ [マウントポイント] nfs4 defaults 0 0

※[EFSのDNS Name]は、マネジメントコンソールから確認してください。
2018-06-19_17h08_49.png

  1. マウント
sudo mount -a
  1. dfコマンドでマウント確認
df -h

EFSのアンマウント

  • 以下のコマンドを実行します。
sudo umount -l [マウントポイント]  

参考

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