概要
未経験からエンジニアに転身して約1年半が経過しました。
ちょうど年の瀬なので、これまでを振り返ってみようと思います。
自己紹介
私は21卒の社会人です。
新卒で入った会社を1年3ヶ月で退職し、未経験からエンジニアに転身しました。
今の会社は50人規模の自社開発ベンチャー企業です。
転職前はスクールに通わず、独学で勉強し転職まで至りました。
時系列での「心境
1ヶ月目
転職したばかりの頃は本当に何もわかっていませんでした。
プログラミングスクールに通っていたわけではないので、基礎のキもなく、先輩方との差を痛感していました。
例えば、gitの使い方がわからない、基本文法もままならない、etc...
当時の日記を見返すと「処理が一つのファイルに書かれるわけではない」、「関数が関数を呼んでいる」など、今となっては至極当然のことをメモしていました。
よく仕事できてたなと思います。
ですが「楽しい」という文字が多く書かれていて、困りながらも前向きに捉えられていました。
人間関係にも満足で、すごくイキイキしていたようです。
6ヶ月目
この辺りで壁を一つ乗り越えた記憶があります。
当時は小さな機能追加タスクをたくさんもらって、日々実装していました。
ただ、先輩方と比べての劣等感だったりとか、自分はまだまだだという感覚がずっとあったので、タスクをこなすことはできても、どこか自信がない期間が続いていました。
そんな時に少し大きめのタスクを任せてもらったのがきっかけで、どこか吹っ切れた感覚がありました。
その機能追加については、実装の方向性が全く見当つかないし、正直「できるのかな」という不安がかなり大きかったです。
でもいざやってみると、周りの助けもありながらなんとか仕上げることができました。
これが自分の中ではかなり大きな経験になっています。
それまでは「自分にはまだできないだろう」と思うことばかりだったのですが、この機能追加をきっかけに「ちょっとよくわからないが、やってみればできるだろう」と思えるようになりました。
ここからためらいがなくなり、色々挑戦できるようになりました。
私のように、最初は漠然とした不安や自信のなさがなくならない方もいらっしゃると思いますが、やってみればなんとかなることを意識していればいいかなと思います。
今(1年4ヶ月)
できることも増えたのですが、できないことがはっきりと見えてきました。
「ダニング=クルーガー効果」、俗に言う「完全に理解した曲線」の「何もわからない」状態です。
出典:https://developers.freee.co.jp/entry/understand-of-perfect-understanding
勉強すれば勉強するほど、自分に足りない部分に気づき、「嗚呼、自分はまだまだだなあ」と感じる日々にいます。
具体的には、「保守性の高いコード」を書くための知識が足りなさすぎます。
とりあえず動くコードである程度綺麗に書くことはできるようになりましたが、将来的にプロダクトが大きくなることを考えると、もっと考慮する必要のあることが山ほどあります。
そしてこれをどのようにコードに落とし込むかができないのです。
この辺りは一朝一夕にはマスターできないので愚直に頑張るしかないですね。
とはいえ前提として、できることはかなり増えたとは思うので、自分の成長を認めてあげたいとは思います。
1年での成果
機能追加
弊社のプロダクトの機能追加タスクをひたすらに実装していきました。
その中で、様々な知識をつけることができました。
バックエンド全般、API、パフォーマンス、DNS、メール関係、etc...
なんとなく裏側でどんな処理を走らせればいいのか想像がつくようになりました。
食わず嫌いせずに、いろんなことに興味を持って行動した結果だと思います。
インフラ
AWSについても勉強をし、実務でもインフラタスクをこなすことができています。
基本的なインフラ構築なら一人でもできますし、現況のシステムの改善点を考えたりもできるようになりました。
まだまだ知識としては浅いですが、最低限のことはできるようになりましたし、心のハードルも低くなったのでいい感じです。
資格面ではAWS SAAを取得しました。
勉強会
インプットのためにはアウトプットが大事だなあと思って、社内勉強会で積極的に発表しました。
題材としては「ChatGPT API」「Amazon SQS」「git実践編」などです。
おかげさまでgitについてはかなり詳しくなったんじゃないかなと思います。
これからも色んなジャンルに手を出しては、勉強会という形で発表したいと思います。
外部のLT会に登壇するのもありですね。
仕事以外の過ごし方
朝活
体調不良がない限り、基本的に毎日朝に1.5~2時間の勉強を続けました。
だいたい9時から仕事を始めるので、6:30~8:30ですね。
朝活のメリットは、
- 朝は集中できる
- 本業始めるまでの助走になる
- 夜に用事があっても勉強時間を確保できる
などです。
朝を制するものは1日を制す。
朝活でよく利用するマクドのおばちゃんとは阿吽の呼吸でオーダーできるようになりました。
夜活
仕事が終わってからも勉強に勤しみました。
コワーキングスペースに行ったり、マクドに行ったりです。
夜はインプットする元気がなかったので、ハンズオンだったりアウトプット多めの勉強をしています。
自分にとって何が最もパフォーマンス良く勉強できるかを調べて、適切なカリキュラムを組むのが大事そうです。
土日
土日もほぼ勉強に費やしたと思います。
コワーキングスペースの土日使い放題会員だったので、朝起きてコワーキングスペースに行き、夕方に帰る、みたいな生活を繰り返していました。
2月に契約したコワーキングスペースですが、利用時間が500時間ほどでした。
だいたい土日利用が多いので、月に50時間ほどですかね。
本業が忙しくて全く行けなかった月も考えると、ほぼ土日をコワーキングスペースに捧げていたんじゃないですかね。
勉強内容は自由で、プログラミングの勉強はもちろん、コーチングや株の勉強などをしていました。
あまりプライベートの思い出がありませんが、逆に勉強しない方がストレスになってしまい、土日にあまり予定を入れるのが好きじゃなくなりました。
20代の暇な時しかできないと思うので、これからもパワフルな土日を過ごしたいと思います。
2024年の目標
2024年のゴールを設定して終わります。
- 2024年12月の月収90万円
- 読書支援制度月3冊以上
- 勉強週30時間以上
- コーチングモニター3人
- 筋トレ週5日以上