はじめに
リモートワークの働き方に悩んでいたんですが、世界一流エンジニアの思考法という書籍を読んだら色々と響くものがあったのでまとめてみます。
書籍の概要
著者の牛尾剛さんはMicrosoftでシニアソフトウェアエンジニアとして活躍されている方です。
本書は牛尾さんが同じチームの一流エンジニアから学んだ思考法(マインドセット)が数多くまとめられています。
リモートワークの悩みに響いた内容
1. クイックコールのすすめ
2. 「気軽に聞ける仕組み」は「気軽に断れる空気」とセットになっている
3. 意見が対立しても「否定しない」
順番に触れていきます。
1. クイックコールのすすめ
対面よりもコミュニケーションが取りづらいリモートワークにおいて生産性を上げるためにはクイックコールを積極的に活用するといいそうです。
クイックコールとは予定されていないビデオ通話のことで、
「今ちょっといい?」って聞かれてOKだったら「いいよ!」とビデオ通話を始めることです。
こんな気軽に声を掛けられたらいいなと思いました。
リモートワークだと相手の様子もわからないしホント声を掛けづらいんですよね。
質問したいときも、声を掛ける前にあーだこーだ悩んでしまって無駄な時間を掛けてしまうことがよくあります。
もっと気軽にクイックコールして、悩む時間を減らしていかなければと思いました。
一方で、「今ちょっといい?」だけだと言葉足らずかなという思いもあります。
「今ちょっといい?」では用件が全くわからないので逆に断りづらいんですよね。
「◯◯で躓いていて、ちょっとアドバイスもらっても良い?」くらいの一言を足すとよりいいのではないかと思いました。
2. 「気軽に聞ける仕組み」は「気軽に断れる空気」とセット
リモートワークにおいて声の掛けやすさは重要ですが、
いざ声を掛けようとすると「今は忙しいかな」「迷惑にならないかな」とあれこれ考えてしいます。
この声の掛けづらさの原因は「気軽に断れない空気」のせいもあると気付きました。
忙しかったら断ってもらえればいいと考えれば、声を掛けるハードルも大きく下がりそうです。
そういえば、ジュニアの方に「もっと早く質問してくれればいいのに」と思うことがあるんですが、自分が気軽に聞ける空気を作れていなかったなと反省しました。
まずは自分から気軽に聞く&気軽に断ることで良い空気を作っていきたいです。
3. 意見が対立しても「否定しない」
人と関わる上で意見が対立することは決して避けられませんが、
相手を尊重した伝え方をすることが大切なのだと学びました。
反対意見も「そんな考えはおかしいよ」と伝えるよりも
「僕の意見は君と違ってこうなんだ」と伝える方が何倍もいいですね。
リモートワークだと相手の顔が見えない(常にビデオはOff)ので、表情で伝えられない分、言い方による影響は大きいのだと思います。
最後に
リモートワークでの悩みは環境要因が大きいと思って諦めていましたが、マインドを変えるだけで改善できることに気付けました。
早速明日から実践していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。