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ラズパイで消費電力を取得する(1)

Last updated at Posted at 2021-10-21

#目的
Raspberry Pi4とCTセンサーを用いて、消費電力を取得し、AWS IoT Core経由で、ElasticSearchに流し込むこと。

#方法
ざっくりの流れは以下の通りです。

  1. ハードウェアの構築
  2. 消費電力取得プログラムの作成
  3. AWS環境の構築

###1.1 ラズパイのセットアップ

まずは、ラズパイ上で、Pythonのスクリプトが実行できるようにセットアップしていきます。

####1.1.1 必要なものを用意する

  • Raspberry Pi 4(通称ラズパイ)
  • USB-Cの電源(3.0A以上供給可能なもの)
  • あらかじめRaspberry Pi OSがインストールされたmicroSDカード
  • USBキーボード
  • USBマウス
  • モニター
  • マイクロ HDMI-HDMIケーブル

ラズパイのインターフェース

スクリーンショット 2021-10-21 15.53.31.png

####1.1.2 microSDカードを入れる

スクリーンショット 2021-10-21 15.54.23.png

####1.1.3 マウスとキーボードを接続する

スクリーンショット 2021-10-21 16.01.32.png

####1.1.4 モニターをHDMI0に接続する

スクリーンショット 2021-10-21 16.02.31.png

####1.1.5 電源に接続する

スクリーンショット 2021-10-21 16.03.24.png

電源に接続すると自動的に下記のようにラズパイが起動する。

図1.png

###1.2 OSのセットアップ

スクリーンショット 2021-10-21 16.07.03.png

  • Raspbian(推奨)とかかれたOSを選択する
  • 右の画面が表示されるのでNextをクリック
スクリーンショット 2021-10-21 16.08.05.png
  • Country(国)からJapanを選択
  • Language(言語)からJapaneseを選択
  • Timezone(タイムゾーン)からTokyoを選択
  • Nextをクリック
スクリーンショット 2021-10-21 16.11.15.png
  • 新しいパスワードと確認用パスワードを入力
  • 入力したらNextをクリック
スクリーンショット 2021-10-21 16.13.51.png
  • モニターの外枠付近に、何も表示されていない部分があれば、□This screen shows a black border around the desktopに✔️をしてNextをクリック

スクリーンショット 2021-10-21 16.15.12.png

  • 左の画面の青い枠線の中から接続するWi-Fiを選択し、Nextをクリック
  • 右の画面が表示され、Wi-Fiのパスワードを求められるので入力し、Nextをクリック

スクリーンショット 2021-10-21 16.16.28.png

  • 左の画面でNextをクリックし、ソフトウェアのアップデートを行う
  • 右の画面が表示されるのでRestartをクリックし、セットアップ完了

###1.3 システムのアップデート

スクリーンショット 2021-10-21 16.19.55.png

  • ホームボタン > アクセサリ から LXTerminal を選択し、起動する

LXTerminal上で下記コマンドを実行

pi@raspberrypi:~ $ sudo apt update

下記のようにアップデートが始まる。

図1.png

アップデート完了後、下記コマンドを実行

pi@raspberrypi:~ $ sudo apt upgrade -y

アップグレードに数分かかる。
入力を受け付けるようになったら、下記コマンドを実行し、再起動する。

pi@raspberrypi:~ $ sudo reboot

###1.4 Pythonの実行環境構築

  • OSをインストールをした際にPython2系とPython3系がインストールされる
  • ランタイム時のデフォルトのバージョンは python --version を実行することで確認できる
pi@raspberrypi:~ $ python --version
python 2.7.16

現在は、python2.7.16となっているのが確認できる。
Python3系をデフォルトにしたいので、下記コマンドを順に実行する。

pi@raspberrypi:~ $ cd /usr/bin
pi@raspberrypi:/usr/bin $ sudo unlink python
pi@raspberrypi:/usr/bin $ sudo ln -s python3 python
pi@raspberrypi:/usr/bin $ cd ~
pi@raspberrypi:~$ python --version
python 3.7.3

#まとめ
まずは、消費電力を取得するエッジデバイスとして用いるRaspberry PiでPythonが実行できるところまでセットアップしました。次回の記事で続きを書いていきたいと思います。

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