PHPのforとforeachの使い分け

Posted at 2025-07-04

PHPにおけるfor文とforeach文は、異なる用途で使われます。
ループ処理は、プログラミング初学者にとって避けて通れない基礎文法です。

for文

for文は、繰り返し回数が明確な場合に適しています。
たとえば、配列のインデックスを使用して要素にアクセスする必要がある場合や、特定の回数だけ繰り返し処理を行う必要がある場合に使用します。

$array = [1, 2, 3, 4, 5];

for ($i = 0; $i < count($array); $i++) {
    echo $array[$i] . "\n";
}

foreach文は、配列やオブジェクトの各要素に対して反復処理を行うために使用されます。
繰り返し回数を明確に指定する必要がない場合や、連想配列のキーと値の両方にアクセスする場合に便利です。

$array = [1, 2, 3, 4, 5];

foreach ($array as $value) {
    echo $value . "\n";
}

また、キーと値の両方にアクセスする場合は次のように書けます。

$array = ["a" => 1, "b" => 2, "c" => 3];

foreach ($array as $key => $value) {
    echo "Key: $key, Value: $value\n";
}

基本的には、配列やオブジェクトの要素に対する操作が主な目的であればforeach文を使い、繰り返しの回数が明確であればfor文を使います。

ループ処理単体で学ぶと初学者はついてこれると思いますが、実務になると、ループ処理に加えて条件分岐やループ処理のネストなど複雑になってきます。

初学者がつまづきやすい部分などもtipsとして記事にしていこうと思います。
誰かの役に立てれば嬉しいです。