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ETロボコン2020 etrobo環境(評価版)をインストールしてみる

Last updated at Posted at 2020-06-21

前置き

今年からシミュレーション環境になったらしいので
手順は公式そのままで、特に目新しいとこはないです

環境

windows10 Pro ver 1909

参考

WSL1のインストール

WSL1 (Windows Services for Linux)とは

Windows 10からLinuxを利用するための仕組み
WSL2(Virtual Machine Platform)というものもあるが、ETロボコンシミュレータ環境は、現状WSL2上では動作しない。

※WSL1とWSL2の違い
WSL1...Windows APIをLinux APIでラップしたもの
WSL2...完全な仮想環境、Windowsに全く依存しないでLinuxを起動
https://blog.goo.ne.jp/takuminews/e/d89a8c8151fbc276333fe4ba2f6680f2

手順

[コントロールパネル]
=> [プログラム] ETロボコン2020環境1.PNG

[プログラムと機能]
=> [Windowsの機能の有効化または無効化]
ETロボコン2020環境2.PNG

[Windows Subsystem for Linux」にチェック
ETロボコン2020環境3.PNG

再起動が要求されるので、再起動を実行
ETロボコン2020環境4.PNG

WSL向けUbuntu 18.04のインストール

手順

[Microsoft Store]を開く
=> "WSL"で検索
=> [Ubuntu 18.04 LTS]をクリック
ETロボコン2020環境5.PNG

入手をクリック
ETロボコン2020環境6.PNG

インストール後、Ubuntuを起動する
ETロボコン2020環境7.PNG

ETロボコン2020環境8.PNG

ユーザ名とパスワードを入力する。
windowsと同じである必要はない。
ETロボコン2020環境10.PNG

Ubuntuの設定

APTパッケージアーカイブを国内サイトに変更

Ubuntuのパッケージアーカイブリポジトリは、既定でarchive.ubuntu.comおよびsecurity.ubuntu.comに存在する。ただこのリポジトリをホストしているサイトは英国に存在し、日本からアクセスするとかなり遅い。そこで日本国内のミラーサーバであるjp.archive.ubuntu.comに変更する

archive.ubuntu.comを、jp.archive.ubuntu.com という文字列に置き換え、
元のファイルは sources.list.bakという名前でバックアップ

$ sudo sed -i.bak 's/\/archive\.ubuntu/\/jp\.archive\.ubuntu/' /etc/apt/sources.list

sedコマンド
-i拡張子
ファイルを直接編集し、指定した拡張子でバックアップする
(※「-i」と「拡張子」の間には空白を入れない)

's//archive.ubuntu//jp.archive.ubuntu/' ?
=> s/置換対象文字列/置換後文字列/
-> 置換対象文字列... /archive.ubuntu
-> 置換後文字列 ... /jp.archive.ubuntu

※置換対象文字列,置換後文字列内で、スラッシュを使いたい場合は、
[s/置換対象文字列/置換後文字列/]で仕切ってあるスラッシュとは別にするため、
バックスラッシュ()でエスケープ
※同じく、ピリオド(.)も、正規表現では任意の1文字を表すので、文字としてピリオドを
使いたいときは、バックスラッシュ()でエスケープ

【 sed 】コマンド(基礎編その4)
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1610/17/news015.html
sed コマンドの用法
https://qiita.com/b4b4r07/items/d26e84554874dd156b82

パッケージを更新

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

コマンドプロンプトからUbuntuターミナルの起動を起動する

$ bash

OR

$ wsl

VSCodeのインストール

インストール済み

VSCodeからWSL上のフォルダを開く

以下に従う
https://github.com/ETrobocon/etrobo/wiki/sim_win_wsl_vscode

etroboパッケージのインストール

コマンドプロンプトから以下を実行

> cd Desktop & echo wsl if [ ! -f ~/startetrobo ]; then wget https://raw.githubusercontent.com/ETrobocon/etrobo/master/scripts/startetrobo -O ~/startetrobo; chmod +x ~/startetrobo; fi; ~/startetrobo > "Start ETrobo.cmd"

デスクトップにStart ETrobo.cmdが作成されるので、それをダブルクリックで実行
ETロボコン2020環境14.PNG

途中でubuntuで作成したユーザ名に対するパスワードを入力
ETロボコン2020環境15.PNG

インストール完了後、VSCodeが起動する
ETロボコン2020環境16.PNG

動作確認

ターミナルを開いて(Windows:Ctrl+@・Mac/Linux:Ctrl+Shift+@)、とりあえず make sample と叩いてください。未来が見えます。
https://github.com/ETrobocon/etrobo#%E5%8B%95%E4%BD%9C%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E4%B8%BB%E3%81%AA%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E8%AA%AC%E6%98%8E

ETロボコン2020環境17.PNG

スペースキーor(Enter?)でライントレーススタート。
robo.gif

動作環境

CPU: i7-6600U
メモリ: 16GB
GPU: Intel HD Graphics 520

動作はしますが、ファンが常に回っている状態
ETロボコン2020環境18.PNG

うまく動作しないとき

etrobo環境をいったん削除し、再インストールする
VSCodeを閉じ、ubuntu起動、以下を実行

$ ./startetrobo clean

デスクトップのStart ETrobo.cmdをダブルクリック

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