講演概要
2 日目の基調講演では、米国の Next で発表された最新の Google Cloud プロダクトとソリューションをお届けします。
さらに、多岐にわたる業種のビジネス リーダーの方々に、ビジネス課題を Google Cloud でどう解決しているのか、インフラストラクチャ、データの利活用、コラボレーションといった側面にフォーカスを当てお話しいただきます。
所感
CAPCOM、TBSともにDXやAIの導入によって創出された時間やお金をおもしろさのために使っていきたいと言っていたことが胸に刺さりました。自分達もおもしろさのため、パートナー様のためにそういった再投資ができるようにしていきたいと改めて決意しました。
テクノロジーの発表内容としては個人的にはあまり刺さらず・・・
ただ、BiqQueryやAppSheetのように非エンジニアでも分析や開発ができるのが当たり前になっていく世界で自分達がどうDXを進めていくかということをもっと真剣に考えていかないとあっというまに置いていかれてしまうのではという危機感は感じました。
セッションメモ
DAY2では生成AIだけの話じゃないみたい
インフラ
AI-optimized infrastructure
AIの学習において費用対効果の高い環境を提供
来年6月には東京リージョンでも利用可能になる
Modern and enterprise workloads
Cloud Runサイドカー
GKE Enterprise Edition(マルチチーム、安全なワークロード)
デモあり(フリート単位、チーム単位で管理可能、脆弱性のチェックをフリートを跨って確認、ポリシーにgoogleが用意したβストプラクティスを適用・作成できる、サービスメッシュではマイクロサービス間の接続をモニタリングできる)
Reliable and scalable infrastructure
前世代より2-7倍のパフォーマンス向上
ストレージプールMAX40%のコスト低減効果
Cross-Cloud Network(オープン、安全、最適の3つのポリシーを元に複雑化したクラウド/オンプレ間のネットワーク構成をシンプルに。脅威防御効果20倍)
CAPCOM
SF6のお話
コアファン層向け作品からさまざまな人に楽しんでもらえるコンテンツにすることを目指した
発売1ヶ月で200万ユーザー
クロスプラットフォームを実現するためにGoogle Cloudを使った
ゲームはデータベースへの書き込みが多い
マネージドサービスを利用することで開発にかかる人件費を大きく削減できた
テストやQAにはAIを活用
品質を上げてコストを最適化することで「おもしろさ」への再投資ができる
テクノロジーはおもしろさのためにある
北國FDH
デジタルバンクを4年前にローンチ
ノルマ影響を廃止
ATMの社内開発、銀行システムのクラウド化
勘定系システムをフルクラウド化(日本初)
次世代地域デジタルプラットフォーム
AzureとGoogle Cloudでマルチクラウド化
AI ecosystem
画像、音声、ドキュメントなどの非構造化データを組み合わせてビジネスに活かす
BiqQueryで管理されているコールセンターの音声データを使ったデモ
BiqQueryで音声をテキスト化できる、これをAIに渡してサマリを作成できる(これもBiqQueryでできる)
構造化データと非構造化データを掛けわせて可視化することで新しいビジネス価値を提供
Colablarory
Colab Enterprise
BiqQuery Studio(パブリックプレビュー)
Duet AIでクエリを解説させる、自然言語で提案、レポートを自動作成
ナレッジストア(構造化データと非構造化データを一元管理する)
Google Workspace
TBS
利用状況 9250アカウント、3.64PB
ファイル共有をする目的で2015年から導入開始、2018年にG Suiteを導入、2021年にはGoogleWorkspaceへ移行
JNNでも展開、残り1社もまもなく導入
AppSheetをJNN系列で活用できるようにてDXを推進していきたい
Duet AIに期待、そこで生み出された時間をコンテンツの制作に充てていきたい
Google Startup
ダイバーシティの推進
ビシネス面でのサポート
LUUP
電動マイクロモビリティのシェアリングサービス
街中を駅前化するインフラをつくる
クロージング
次回は2023 8/1,2 パシフィコ横浜