講演概要
初日の基調講演では、大きな進化を遂げている生成 AI と AI、機械学習を中心にプロダクト アップデートをご紹介します。また、Google Cloud の生成 AI ソリューションをすでにご利用いただいている企業のリーダーから、そのビジョンと取り組み、Google Cloud の生成 AI の成果をお聞きします。
所感
AI三昧でした(笑)
予想はしていたものの、100%AIに絡めた話だけになるのは意外でしたね。
AIを使うことから作ることにフェーズが移行しつつあるというのはとても刺さりました。
自分達もはやくそのフェーズに移行しないと乗り遅れてしまうなあ。。。
印象に残った発表としてはMeetの後追い機能が凄かった。
要約だけでなく、追加の質問を受け付けてもらえるというのはとてもありがたい。
コードの生成に関してはGitHub Copilotの愛用者としてはそこまでの感動はなかったですが、運用の時に自然言語でサポートしてくれるのはとてもありがたい!ログの内容の検索とか運用やる上で何千と繰り返してきた作業が無くなるだけでもほんとに助かりますよね。
BiqQueryに関しても同様で自然言語でクエリ生成できてスライドに自動反映できる機能は弊社のコンサルチームが歓喜の涙を流しそう・・・
セッションメモ
Google日本代表の挨拶からスタート
伴走者
生成AIを触るフェーズから作るフェーズへ
AI First、大胆かつ責任あるAI、責任あるAIの7原則
ハルシーネーションに対して「グラウンディング」で抑制(パブリックデータに対して事実との照会を行うことでノイズを減らす)
そのためのインフラ提供をする
A3VMs、学習速度、ネットワーク帯域においてこれまでの数十倍の能力があるインフラを使える(東京リージョンも来春予定)
Vertext AI、AIの統合開発運用プラットフォーム
PaLM2 日本語サポートと推論力向上、業界特化させた学習モデル
中外製薬の方のお話
2019からDXをスタート
従来の創薬にかかるコスト
10-15年
¥3000億
0.0004%
専門性 AlphaFold2
民主化 生成AI Med-PaLM2
TAP 学習支援
再び代表
お客様のデータを使って学習しない
use AI(使う)
build AI(作る)
AI ecosystem(導入支援)
アーワンメナードさん
Vertext AI
モデルガーデン
Codey(コード生成)
Imagen(画像生成)
マルチモーダルEmbeddings(分類、検索、レコメンドの性能向上)
データの堅牢性
グラウンディングサービス(事実に基づく応答の作成)
自分達の知的財産をベースに
みんなの銀行
チューニング方法の活用
岡田しょうへいさんのデモ
社内問い合わせチャットbot作成
データソースを与えることで簡単に事実に基づいた回答をするbotを作成できる
zozo(WEAEの責任者)
記事作成が人的リソースに依存していた
説明文の生成にPaLM2を使うことにした
今後はimage to text text to image、意味づけによる検索などにも活用していきたい
UseAI
Duet AI in GoogleWorkspace
GoogleWorkspace 30億ユーザー 1000万の有償顧客
100万人のDuet AIユーザー
ブログによる情報発信デモ
DuetAIにいくつかソースとなるデータ(スプシだったりメールだったり)を与えるだけでブログ記事が書ける
文章のトーンや分量も参考資料を渡すことで調整することができてブラッシュアップも簡単
MTGのデモ
メモ作成、テキスト読み上げ、自動で共有できる
リアルタイム翻訳(自動で言語を検出して自分に合う形で提供しれくれる)
会議の後追い機能(後から参加した人向けにそれまでにどんなことが話し合われていたかをテキストで説明してくれる。要約だけではなくてチャットベースで質問をすることもできる)
build AI
Duet AI in GoogleCloud
コード生成
対話ベース、コメントベースで生成
コードの説明を日本語で
テストコードの生成(これも日本語でコメント出てた)
運用
メトリクスから問題ある箇所を抽出するためにクエリ生成をするが、それも自然言語入力でクエリ生成ができる
ログの内容解説や原因の推測、解決方法の提案を自然言語で説明してくれる
BigQuery
自然言語でクエリを作って実行することができる
言われたことだけではなく、何を達成しようとしているのかを理解して情報を提供してくれる
ワンクリックでスライド化できる
AlloyDB
Oracleからの移行が可能になった
確認が必要なスキーマについて1つの手動変更を学習して他に反映することで手間を削減できる
セキュリティ
AIの活用
脅威の検知
生産性向上
人材不足の解決
Sec-PaLM2
セキュリティに特化した言語モデル