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【Google Cloud Next Tokyo ’23レポート】DAY1 リアルタイム解析データを トリガーにした アプリケーション構築方法のご紹介

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講演概要

プレイドは、KARTE のリアルタイム解析データをトリガーにした独自の機能やアプリケーションをコードひとつですばやく簡単に構築できる KARTE Craft の提供を開始しました。本セッションでは、KARTE Craft のご紹介と NRI デジタル吉田様から KARTE Craft と業務システムと統合することによる活用例をご紹介していただきます。

セッション レベル:中級
取り上げる主な Google Cloud 製品 / サービス
BigQuery
Looker Studio

所感

今自分達が開発をしているサービスと重なる領域もあり、とても参考になりました.

自分達がグラフをどうするとか、どんなデータを出すと議論している間に彼らは来年にはグラフなんか出さずに具体的なアクションの提案を出すようなことをしていきたいとまで言っていったのが衝撃的。周回遅れにならないようにもっとギアを上げて行かなきゃなと身が引きしまる思い。。。

また、無理やり全ての機能を詰め込むんじゃなくて餅は餅屋に任せておくやり方や、ユーザーと共創をしていくようなやり方もあるんだなという点も刺さりました。

セッションメモ

KARTEとKARTE Craft

CXプラットフォーム
あらゆるデータを顧客ごとに統合・リアルタイムに解析
WEBのポップアップ、アンケートなど顧客に合わせた体験をマルチチャネルでシナリオ化

できること
オンライン接客
外部サービスとの連携機能(ただ、連携間隔は1時間単位でもっと密に連携したいというニーズに応えられてない)
API callとhookもあるが、これは生データのやりとりなのでデータ変換をしたい
→ リアルタイムかつ柔軟に連携する仕組みを作りたい!!

KARTE Craft
KARTEに不足している機能をユーザー自ら開発して連携を作り込むことができるサービス

コード実行基盤(Craft Functions)
コードを自由に記述してKARTE上で動かせるので、KARTEにない機能を自分で作ることができる
JavaScriptで記述

様々なトリガーを設定することができるので、作ったコードをリアルタイムで実行することができる

データストアの機能(Secret Manager、Key Value Store)も持っている

これまでは機能の追加をするためにはリクエストをもらっていたため、すぐに要望に対応できるかはわからなかった。
しかし、Craftがあればユーザー側で開発ができる

サービスとしてはマーケターなど決してコードを書くことになれていないユーザーが多いが、そこをサポートする体制も整えている

実際に使った事例の紹介(NRIデジタル)

KARTEとGoogle Cloudを組み合わせたソリューションに取り組んでいる
C4M ONBoard with KARTE
OMO OnBoard

これまでの課題
オンラインでのデータ収集に関しては豊富な機能でカバーできている
しかし、オフラインでの顧客体験についてはフォローができなかった

商材・接点に濃淡に応じて柔軟に対応できることが必要

営業や接客サービスの方の顧客接点からのデータを収集したい
リアル⇄デジタルでのデータのやり取り
顧客ダッシュボード(Looker StudioにBigQueryを介してKARTEの情報を見える化)
顧客ステータスの出し分け(CRMからBiqQueryでデータ抽出し、KARTEへ連携)

これまではこれらをリアルタイムに連携することがKARTEの仕組み上難しかったため業務によっては使い勝手がよくなかった
また、別システムになってしまうと使ってもらえない恐れもあった

Craftを使うとこんなことできるようになる

ダッシュボード
→ 業務に特化した形でダッシュボードを生成できる(しかもリアルタイムで)、それを顧客管理システムの中でできる(KARTEの画面には触れない)

CRMからKARTEへデータ連携
→ 顧客に応じたステータスや属性情報をCRMが管理、この情報をリアルタイムでKARTEに渡すことができる。それによってステータスに応じたWEB接客をリアルタイムな状況に応じた形で対応ができるようになる

KARTEの機能を普段使っている業務システムに組み込むことができるようになり、実際に使うユーザーにストレスを与えずに体験の向上ができる

円グラフとか棒グラフを出すんじゃなくてもっと先のアクションを提案するようなことを目指したい

資料リンク

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