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2019年から3年間、SEとして企業向け基幹業務システムの開発に携わっていました。
システムはフルスクラッチでの開発となり、要件定義、設計、開発、テスト、導入後保守・運用まで一気通貫で担当。幅広い経験を積ませてもらいました。

当時も学習のため様々な本、教材を使っていたので、覚えている限りで書いていきます。
(思い出したらまた追加します)

読んでくれている方と開発言語、開発環境違うこと多々あると思うので、あしからず。

目次

仕事を知る
IT基本知識
コーディングを極める
アルゴリズムを理解する
周辺知識・より深い知見を得る
データを操る
個別言語
顧客の課題を解決する
読み物
その他

仕事を知る

この1冊ですべてわかる SEの基本
システム開発プロジェクトのいろは、SEの業務内容を知ることができます。

ソフトウェアエンジニア新人研修
SEの仕事がざっくり学べます。「この1冊ですべてわかる SEの基本」と同様、入門書としてはよさげ。

IT基本知識

基本情報技術者試験テキスト
システムエンジニアとして必要な基礎知識は学べると思います(必要なさそうな内容もちらほらあるかも)。
ちなみに自分が学習していた当初はコロナ禍で試験が中止になったので、いまだに未受験(今後も受ける予定なし)。

コーディングを極める

リーダブルコード
エンジニアなら一度は読んでおけと言われている一冊。名著 of 名著。
要約はこちら

レガシーコードからの脱却
無計画な開発、コーディングがいかに後の保守運用で苦しみの元になるのか分かる一冊。
エンジニアであれば是非。

コーディングを支える技術
プログラミングの成り立ちや概念を学べる一冊。複数の言語を比較できるのが一番面白い。

アルゴリズムを理解する

アルゴリズムをはじめよう
主なアルゴリズムが一通り学べる。初学者向けなので易しく書かれている。
カードに数字書いて机の上で動かしながら練習した思い出。

爆速アルゴリズム
ストーリー基調で読めるので「アルゴリズムってなんか難しそうでちょっと。。。」という人の最初の一冊におすすめ。軽めに読める一冊。

現役シリコンバレーエンジニアが教えるアルゴリズム・データ構造・コーディングテスト入門
アルゴリズムについて基礎を一通り学んでから挑戦した講座。ただ上記の本よりも多くのアルゴリズムを取り扱っており、知らないアルゴリズムに触れることができたのが面白かった。実際にコーディングをすると本で読むより何倍も難しかった。IT企業の採用面接ではアルゴリズムのコーディングテストを実施されることもあるので、興味のある方は是非。

周辺知識・より深い知見を得る

プログラムはなぜ動くのか
プログラミングというより、内部でどのような処理がなされているのか学べる一冊。前述の基本情報技術者試験向けの学習にも役立ちそう。

オブジェクト指向でなぜつくるのか
オブジェクト指向の概念を学べる一冊だが、個人的にはこれに限らずだが、本読むだけでは理解しきれないことも多いはず。開発しながら何度も読み返していくうちに何となくイメージできてくると思われる。

WEBを支える技術
WEBアーキテクチャーを学べる一冊。

ITインフラの基礎知識
ITインフラをざっくり理解するには最適。初学者向け。

もう怖くないLinuxコマンド。手を動かしながらLinuxコマンドラインを5日間で身に付けよう
Linuxコマンドを学ぶ際にはおすすめ。資料ダウンロードできるので、あとで見返す際も便利。

はじめてのソフトウェアテスト技法
システム開発ではテストもかなり重要。数時間なので気軽にテストを学んでみたい場合はよさげ。

コンピューターシステムの理論と実装
コンピューターシステムを理解するには自ら実装することが一番だが、それに適した本。やや難。
読書感想はこちら

データを操る

達人に学ぶDB設計徹底指南書
データベース設計を一通り学べる。
データベースについて勉強したい方は必読。

スッキリわかるSQL入門
SE時代の研修で会社から渡された本。WEBでも練習できる環境が用意されていて、この本をやりこんでSQLを勉強した。SQLを初めて勉強される方におすすめ。

達人に学ぶSQL徹底指南書
中級レベル。ある程度SQLが理解できるようになったらおすすめ。SQLを知らない段階で読むと挫折するかも(自分は全て理解しきれなかった)

The Complete SQL Bootcamp 2022: Go from Zero to Hero
SQLを英語で勉強できる講座。難しい英語は使われていないので、取り組みやすい。
SQLは英語が元になっているので、英語で聞く方が直感的にイメージできるかも。

OSS教科書 OSS-DB Silver
データベースの有名な資格試験であるOSS DB Silverのテキスト。試験を受けなくともデータベースについて体系的に勉強したい場合におすすめ(なお自分は未受験)。

個別言語

PHP フレーム ワーク laravel 入門
LaravelはPHPで開発をする際のフレームワークだが、プロジェクトで使用していたので勉強した。PHP使う人はLarevelもチェックしてみては?

ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
タイトル通りJavaScriptを初めて勉強する方におすすめ。

The Complete JavaScript Course 2023: From Zero to Expert!
JavaScriptの基本ができてきたらぜひ英語の講座も挑戦してみよう。上でも書きましたが、プログラミングは英語で勉強すると直感的でわかりやすいので、ぜひ。騙されたと思って。

ゼロからわかる Visual Basic超入門
Visual Basicを使うプロジェクトがあったので学習に使用。基礎の基礎が学べます。この本のみでは複雑な開発は難しいので、実際に開発する際は本+ネットで乗り切りました。

顧客の課題を解決する

要件定義のため客先にPMと一緒に訪問した際、顧客の質問、要望に対し「秒」で理路整然と回答、提案したPMを見て衝撃を受ける。(速すぎて議事録のメモが間に合わなかったのは言うまでもない)。
IT知識はもちろん、顧客の考えや顧客でさえ気づいていない潜在的なニーズを見つけ、提案できるようになる必要があると痛感したので以下書籍を中心に学習をしました。

ジョブ理論
この本を読み実践したことにより、エンジニアでありながら新規顧客獲得を達成し社内外からの評価が爆上がりした衝撃の書。マーケティング本だが全ビジネスマン必読の神の一冊。

コンサルタントの質問力
相手のことを理解し、適切な質問をすることで信頼関係が生まれる。質問力めちゃくちゃ重要(勉強中)。

グロービス MBAクリティカルシンキング
物事の本質を見極め、適切な課題設定をすることが重要である。(勉強中)

問題解決プロフェッショナル
ゼロベース思考や仮設思考、ロジカルシンキングを学べる一冊。

企業参謀
元マッキンゼー大前氏の著書。経営戦略を学べる重厚な本。軽めに読みたい場合は企業参謀ノートがおすすめ。

ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本
基幹業務システムの開発には業務知識の理解が必須。この本を見ながら業務フローを作成した思い出。

会計のことが面白いほどわかる本
業務システムの開発においては財務・経理担当者とも打ち合わせをしていたので、この本で学んだことは役立ちました。簿記試験受ける場合も参考になると思います。

読み物

WTF経済 ―絶望または驚異の未来と我々の選択
著者はあのオライリー氏だということで手に取った本。読み応えがありますが、分厚すぎるのでKindleで読むのがおすすめ。

クロードシャノン 情報時代を発明した男
情報理論の父と呼ばれたクロードシャノンの伝記。コンピューターの歴史に興味がある方には一読の価値あり。

IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ
基幹系システムが題材なので、まさに自分と直接関わる内容でもあった。DXと声高に叫ばれている陰で、解決しなければならない問題がある。SEとして読んでおくと良いかなと思った一冊。

UNIXという考え方
UNIXがどういう思想のもとつくられたのか。UNIXを使わないエンジニアでも読んで面白いと思う。

イノベーションのジレンマ
顧客の声に応えすぎた故に失敗するというジレンマ。企業経営の難しさを知った一冊。

その他

Excel 最強の教科書
SEもExcel使うことが多いので、必要。ボリューム感もあるので、何冊か読んだExcelの本の中ではこれが一番。

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