朝から障害
やってくれました。深夜の知らぬ間に、どういったわけか、El Capitan
10.11.4 → 10.11.5 へ自動更新して、勝手に再起動されてました。タイミング見計らって、いつも更新をしているのに、こんなことになって、親に見せる顔がないので、またしばらく会わないつもりでいます。
そうしたらば、どうも samba
で構成されている共有ファイルへアクセスができない模様。朝もはよからトラブルシューティングで目が覚めました。お陰様で、まだ19時前なのに疲労度MAXです。
環境について
発生した環境は次のとおりです。似たような環境であれば、1つの解決策になるかも知れません。みなさまのご助力となれば。
クライアント
- iMac (27-inch, Mid-2011) 古いですな
- OS X
El Capitan
10.11.5
ファイルサーバ
- Linux 3.2系列 これまた古いですな
- samba 3.6系列
- WORKGROUP 利用
- tdb 認証
追記必要なら、随時
発生した事象とログ
事象は
- El Capitan 10.11.5 → samba 3.6 へアクセスすると認証エラー
- 該当のディレクトリへアクセスすると 'host is down' 表記
クライアント側ログ
console
または、mount_smbfs
から、次のログが出力されます
mount_smbfs: mount error: /xxx/xxx: Authentication error
サーバ側ログ
loglevel
によって出力される該当箇所が異なりました。対象は /var/log/samba/log.xxx
(xxx は対象のクライアントホスト名)
loglevel = 0
[2016/05/25 05:51:59.390493, 0] param/loadparm.c:8843(check_usershare_stat)
check_usershare_stat: file /var/lib/samba/usershares/ owned by uid 0 is not a regular file
朝のはやさが目にしみます。このエラーは直接、アクセスできたことと関係があるのかないのかは、実は分かってません。(ぉぃ)
loglevel = 1 以上
1〜5 で試しましたが、該当のエラーはこれっきりでした。
[2016/05/25 07:07:52.459585, 2] smbd/smb2_server.c:2558(smbd_smb2_request_incoming)
smbd_smb2_request_incoming: client read error NT_STATUS_PIPE_BROKEN
なんとなく、protocol おかしいのかなと、サーバ側の設定見直しです。
障害の原因
リリースノートみても「(´ε`;)ウーン…」みたいな感じになってしまったので、完全な原因究明していませんが、10.11.5 になったときに、smb2 protocol のやりとりが、きっと変わった模様。samba3.6で実装している smb2との相性問題と言ってしまえば、はいそれまでよの感じです。
何したねん。誰か情報求む。
対処方法
よけいなお節介な設定にしていなければ発生しない問題です。
max log size = 10000
max protocol = SMB2
load printers = No
↓
max log size = 10000
; max protocol = SMB2
load printers = No
なんてこったい。max protocol
の指定とはね。samba4.0 では、また話はちがうと思いますし、これが大正解ではなく、一時しのぎな気はします。
とっとと、samba4.0 にしろってことは分かりましたので、そろそろ更新しますね...。