「NETGEARのスイッチを設定したら、"Admin Mode" を Enable にすること」
名前が悪い。"Admin Mode" って一体なにかと思ったら、その機能を Enable にする設定でやんの。
LAG を設定したら、ネットワークがおかしくなった
ことの始まりは、フロアまたぎの NETGEAR スイッチングハブ (GS308T - GS116Ev2) とでトランキングを設定したときにさかのぼります。GS308T
および GS116Ev2
で LAG
のメンバーシップを設定(下図はGS116Ev2
の場合)。基本的にはこれだけでトランキングの設定ができます。技術革新スゴイ。

いずれのスイッチングハブで設定したあとにケーブルを接続します。GS116Ev2
の場合、アルゴリズム設定などはできないので、デフォルト設定でおk。
のハズが、次のようにおかしな状況に。
- DHCP パケットが飛んでこない
- 他のLAGしているサーバへアクセスできなくなる
などなど、急にネットワーク全体でおかしくなる現象が。でもふつーに使えたりもしていて、ひじょーに厄介。他のLAGしてるサーバにpingうち続けると、たまにパケットロスする。(・3・)アルェー
そもそもLAGがEnableになっていなかった
よくよく調べたり設定手順を見ていると "Admin Mode を Enable にする" って書いてあるけど、それが何を意味するかについては詳しく書かれていない。たまたま見つけた ストーム制御の設定/NETGEARスマートスイッチ を見てみると
青枠部分のように、「Admin Mode」がDisableになっています。赤枠部分で、そのポートを選択し、緑枠部分のようにEnableにしてから「APPLY」をクリックすると、ポートが使えるようになります。
はっ、もしかして "Admin Mode" ってポートや機能の ON/OFF を意味してるの...?
と、GS116Ev2
側のLAG
設定を見てみると

はい、ここ Default でDisable
でした。写真のようにEnable
にしてあげると、うまく動き出しましたよ。不穏な動きしていたのは、そもそもLAG
されていなかったので、パケットが両方の毛色に謎の分散をされてしまって、ロストしたケースがあったからですね。GS308T
側はLAG
設定がデフォルトでEnable
だったり、いずれのスイッチングハブでループ検出もDisable
してたりして、挙動がおかしくなったということです(ループ検出Enable
にしてたらどうなってたんだろう)。
ということで、相互で正しく設定されていなかったから、が原因でしたが意味がわかりません。Admin Mode
ってなんや。どういう意味や。
ということで「NETGEARのスイッチを設定したら、"Admin Mode" を Enable にすること」を忘れずに。