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G検定 受験メモ (2023年9月 #4)

Last updated at Posted at 2023-09-09

概要

2023年9月9日のG検定を受験した。まだ結果は出ていないが、忘れないうちに受験内容についてのメモを残しておく。
なお、私は画像認識技術開発経験があるため、まったくの初学者ではないことに注意。

使用した参考書、模試、動画

  • 参考書

    • 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版

      • 公式のテキストは少なくともおさえておいた方がよいと思い、購入した。技術進化が激しい分野なので、最新の版が出ていたらそちらを購入したほうがよい。
    • 最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集 第2版

      • Amazonのレビューを見て適度な難易度に思えたこと、無料模試の特典がついている点から購入。解説が充実しており理解しやすかった。また、付属の無料模試がとても有用だった。
  • 模試

    • 上記問題集付属の無料模試
      → 120分で200問のオンライン模試で、難易度は本番と比較して同等~やや難(個人的な印象)。問題は変わらないが、繰り返し解いて復習できるのが良い。解説も丁寧でGood。
  • youtube動画

    • シミュレーションの世界に引きこもる部屋(G検定、DS検定関連がメイン)
    • 「G検定対策 シラバスの用語ベースで問題つくろう」シリーズ。本番の数日前に、念のために見ただけのつもりだったが、知らない単語がいくつも見つかりとてもタメになった。視聴するだけで強制的に単語が頭に入ってくるので、単語になじみができて勉強がはかどった。あと、ゆっくり実況動画系は見てて楽しい。

勉強期間

  • 8/22~9/8(20~30時間ほど)

ざっくり勉強記録

  • 8/22~9/4
    • 初めに、公式テキストを一通り読み、付属の問題を解く。
      • 全体の雰囲気をつかむとともに、重要そうな単語を脳内インプットする(次見た時に「これ見たことある単語だ!」と思えるようにする)
    • 次に、問題集を解く。
      • 正解した問題であっても、それぞの選択肢について軽く調べる。
    • 同じ問題集を再度解く。(2周目)
      • 知識を定着しやすくするため、短期間で繰り返す。
      • 2周目も間違えた問題は、マニアックな問題でなければ出てきた用語を調べる。
    • 公式テキストを読みなおす。(2周目)
      • 問題集での出題のされ方をもとに、用語理解を深める。(同時に出題された単語との違いを意識しながら理解する)
  • 9/5
    • 問題集付属のオンライン模試を受ける。
      • 本番の試験形式に慣れるとともに、この時点での自分の実力を把握する。
      • 全問の解説を読む。
  • 9/6
    • オンライン模試を再度受ける。(2周目)
      • すでに正解がわかっている問題であっても、設問の文章と選択肢を読んで理解する。
  • 9/7
    • youtube動画(シミュレーションの世界に引きこもる部屋)を見る。
      • 理解のおぼつかない単語や初見の単語のうち、気になるものは調べなおす。
      • 複数の媒体から同じ単語に触れることで、知識を定着しやすくする。
  • 9/8
    • 気になる単語を調べなおす。
    • 生成系AIについて勉強してなかったことを思い出し、ネットをさまよう。

試験問題について

  • 合格率の高さ通り、全体的に素直な問題が多くやさしい部類の検定試験だと感じた。(事前に受けたオンライン模試がやや難しかったので、相対的にやさしいと感じた可能性もある)
  • パーセプトロンなどの基礎的な技術や、世の中の利用実績の多い技術(例:CNN、RNN)に関する問題が多いと感じた。一方、先端技術(例:生成AI)に関する問題数は少なかったように思う。今後どうなるかわからないが、まずはテキストに書いてある基本的な内容、用語を理解して知識の地固めをするのが良いと感じた。十分得点源にできると思う。
  • 社会実装や法律倫理関連の問題は、一般常識に沿って考えて回答すればよいケースもあった。設問を読むのは大変だが、知識がなくても解けるサービス問題である場合もあるので、多少時間をかけて読解するのが良いと感じた。
  • 単語を知っているだけで解ける問題もあり、いわゆる丸暗記も点数稼ぎの手段としてはそれなりに有効だと思った。
  • 問題数は多いが試験時間が長いので、時間は十分足りた。(2時間で191問)

G検定を受けての所感

  • 自分が業務でかかわった画像認識分野以外は初見の用語が多かったので、受験を通じて多少なりとも知識の底上げができた。
  • 全部自費だったので、とにかくお金がかかるのがツライ(参考書代は仕方ないが、受験料がちょっと高めに感じた)。自費受験の人は、これ以上お金を使いたくないという気持ちをモチベーションに向けるのが良いと思う。
  • せっかく受験したのだから、一発合格して合格者限定のセミナーに参加して元を取りたい。
  • ある程度知識を持った人なら10時間程度の勉強で十分合格はできそう。模試や問題集をやって足りない知識の穴埋めをしていく進め方。

受験結果(9/25追記)

無事に合格しました!
ただ、数理・統計の得点率が想定外に低く、何をどう間違えたのかすごく気になる。

メール抜粋

この度は、2023年9月9日(土)開催の JDLA Deep Learning for GENERAL 2023#4 を受験頂き、ありがとうございました。
下記の通り受験結果をお知らせ致します。

■合否結果
=================
【 合 格 】
=================
総受験者数  3,309名
合格者数   2,390名

■シラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)
1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題:100%
2.機械学習の具体的手法:95%
3.ディープラーニングの概要:100%
4.ディープラーニングの手法:95%
5.ディープラーニングの社会実装に向けて:100%
6.数理・統計:66%
7.法律・倫理・社会問題:89%

※総合得点率、設問個別の正解・不正解、本試験の合格ライン等は開示しておりません。あらかじめご承知おきください。
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