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多分世界で初めてSPIRAL Ver.1でローコードズンドコチェックを作ってみた。

Last updated at Posted at 2025-04-25

はじめに:ズンドコチェックとは?

改めて記事を検索してると、初回投稿はなんともう10年近くも前なんですね。
2020年前後で激アツだった「ズンドコチェック」なるものがございまして。

Javaの講義、試験が「自作関数を作り記述しなさい」って問題だったから
「ズン」「ドコ」のいずれかをランダムで出力し続けて「ズン」「ズン」「ズン」「ズン」「ドコ」の配列が出たら「キ・ヨ・シ!」って出力した後終了って関数作ったら満点で単位貰ってた

— てくも (@kumiromilk) March 9, 2016

という当時Twitterの投稿から端を発したこのブームは、様々な言語、ツールで再現が行われました。
そのまとめはこちらの記事にまとめてあります。

で、ふと思ったんですよ。
「これ、SPIRALで作れるのでは?」

ちょっとふざけたテーマですが、基本機能だけで完結するノーコード実装としては面白い事例かなと思ってます。


自己紹介

三谷章太郎(みたに・しょうたろう)と申します。
福岡県久留米市出身です。

  • 学歴:九州大学芸術工学部 卒業 → 同大学院芸術工学府 修士課程 修了
  • 前職:Web集客系のコンサル会社にて、WordPressベースのCMS開発を担当
  • 入社:2017年 株式会社パイプドビッツ(現:スパイラル株式会社)へ
  • 経歴:福岡支店長 → ソリューション品質本部長 → 品質推進本部長
  • 現在:プラットフォーム活用推進本部長としてSPIRALの利用促進に奮闘中

ズンドコチェックの仕様(おさらい)

今回つくった「SPIRAL版ズンドコチェック」は、以下の仕様です。

  • 「ズン」か「ドコ」をランダムに出力
  • 過去5回の出力を保持
  • 「ズン」「ズン」「ズン」「ズン」「ドコ」が揃ったら「キ・ヨ・シ!」と表示
  • そのタイミングで履歴をリセット
  • 入力フォーム送信ごとにチェック&表示
  • セキュリティは深く考えず、基本機能だけでやるのがルール

画面とデータの流れ

処理の流れを図にしてみました。

image.png

この図のとおり、送信→ランダム生成→履歴チェック→表示 or リセット、という構成です。


テーブル構成

今回使ったテーブルは2つだけ。

  • ズンドコ_DB(履歴保存)
  • ズンドコ_TRDB(一時データ&トリガ判定)

構成イメージはこんな感じ。

image.png
image.png


実装のポイント

今回、SPIRALの基本機能(ほぼノーコード)だけで組みました。ポイントはこんな感じ。

  • 自動生成トリガで乱数生成 → 「ズン」「ドコ」を分岐
  • ルックアップトリガで履歴を1件ずつ参照
  • 演算トリガで一致判定
  • 成功パターンが揃ったら「キ・ヨ・シ!」表示+レコード削除アクション

「ズラしてルックアップ」「別DBで履歴管理」あたりは、SPIRALらしい構成かもです。


実際のズンドコチェックby SPIRAL Ver.1

履歴は全員で共有してるので、もしかしたら誰かに「キ・ヨ・シ!」取られるかも?


おわりに

完全にネタですが、「こういうことがSPIRALでできるのか!」という驚きが伝わればうれしいです。
ノーコードでもここまでやれるよ、という実験的なトライでした。
ネタとしてはお遊びですが、実践でも使えるスキルが実はてんこ盛りです。

そして、
おれならもっとスタイリッシュに設計できるぜ!
やっぱり自動実行しなきゃズンドコじゃないでしょ!

という方、挑戦者求ム!!
↓↓無料トライアルで作れますので、是非チャレンジしてみてください!↓↓

使い方はこちらもご参照を!👇

こうした事例をもっと発信していけたらと思ってるので、よかったら
Qiitaフォローや「SPIRALナレッジサイト」もチェックしてみてください!


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