はじめに:ズンドコチェックとは?
改めて記事を検索してると、初回投稿はなんともう10年近くも前なんですね。
2020年前後で激アツだった「ズンドコチェック」なるものがございまして。
Javaの講義、試験が「自作関数を作り記述しなさい」って問題だったから
「ズン」「ドコ」のいずれかをランダムで出力し続けて「ズン」「ズン」「ズン」「ズン」「ドコ」の配列が出たら「キ・ヨ・シ!」って出力した後終了って関数作ったら満点で単位貰ってた— てくも (@kumiromilk) March 9, 2016
という当時Twitterの投稿から端を発したこのブームは、様々な言語、ツールで再現が行われました。
そのまとめはこちらの記事にまとめてあります。
で、ふと思ったんですよ。
「これ、SPIRALで作れるのでは?」
ちょっとふざけたテーマですが、基本機能だけで完結するノーコード実装としては面白い事例かなと思ってます。
自己紹介
三谷章太郎(みたに・しょうたろう)と申します。
福岡県久留米市出身です。
- 学歴:九州大学芸術工学部 卒業 → 同大学院芸術工学府 修士課程 修了
- 前職:Web集客系のコンサル会社にて、WordPressベースのCMS開発を担当
- 入社:2017年 株式会社パイプドビッツ(現:スパイラル株式会社)へ
- 経歴:福岡支店長 → ソリューション品質本部長 → 品質推進本部長
- 現在:プラットフォーム活用推進本部長としてSPIRALの利用促進に奮闘中
ズンドコチェックの仕様(おさらい)
今回つくった「SPIRAL版ズンドコチェック」は、以下の仕様です。
- 「ズン」か「ドコ」をランダムに出力
- 過去5回の出力を保持
- 「ズン」「ズン」「ズン」「ズン」「ドコ」が揃ったら「キ・ヨ・シ!」と表示
- そのタイミングで履歴をリセット
- 入力フォーム送信ごとにチェック&表示
- セキュリティは深く考えず、基本機能だけでやるのがルール
画面とデータの流れ
処理の流れを図にしてみました。
この図のとおり、送信→ランダム生成→履歴チェック→表示 or リセット、という構成です。
テーブル構成
今回使ったテーブルは2つだけ。
-
ズンドコ_DB
(履歴保存) -
ズンドコ_TRDB
(一時データ&トリガ判定)
構成イメージはこんな感じ。
実装のポイント
今回、SPIRALの基本機能(ほぼノーコード)だけで組みました。ポイントはこんな感じ。
- 自動生成トリガで乱数生成 → 「ズン」「ドコ」を分岐
- ルックアップトリガで履歴を1件ずつ参照
- 演算トリガで一致判定
- 成功パターンが揃ったら「キ・ヨ・シ!」表示+レコード削除アクション
「ズラしてルックアップ」「別DBで履歴管理」あたりは、SPIRALらしい構成かもです。
実際のズンドコチェックby SPIRAL Ver.1
履歴は全員で共有してるので、もしかしたら誰かに「キ・ヨ・シ!」取られるかも?
おわりに
完全にネタですが、「こういうことがSPIRALでできるのか!」という驚きが伝わればうれしいです。
ノーコードでもここまでやれるよ、という実験的なトライでした。
ネタとしてはお遊びですが、実践でも使えるスキルが実はてんこ盛りです。
そして、
「おれならもっとスタイリッシュに設計できるぜ!」
「やっぱり自動実行しなきゃズンドコじゃないでしょ!」
という方、挑戦者求ム!!
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使い方はこちらもご参照を!👇
こうした事例をもっと発信していけたらと思ってるので、よかったら
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