Flutterプロジェクトにおいて、アプリのバンドルIDは、プラットフォームごとに異なるファイルに記述されています。
iOSの場合
iOSアプリのバンドルIDは、ios/Runner/ディレクトリ内のinfo.plistファイルに記述されています。
- ios/Runner/Info.plist
- CFBundleIdentifierキーにバンドルIDが記述されています。
CFBundleIdentifier の値が $(PRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIER) となっている場合
<dict>
...
<key>CFBundleIdentifier</key>
<string>$(PRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIER)</string>
...
</dict>
Info.plist ファイルで、CFBundleIdentifier の値が $(PRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIER) となっている場合、実際のバンドルIDは Xcode のプロジェクト設定から参照されています。
これは、Xcode のビルド設定で定義された値が使われることを意味します。
- Xcode上での設定
- Xcodeでプロジェクトを開き、ターゲット設定(Runner)の「General」タブ内の「Identity」セクションでバンドルIDを設定できます。
Androidの場合
AndroidアプリのバンドルID(アプリケーションID)は、android/appディレクトリ内のbuild.gradleファイルに記述されています。
- android/app/build.gradle
- applicationIdというキーにバンドルIDが記述されています。
android {
defaultConfig {
applicationId "com.example.yourapp"
...
}
}