【Laravel】エラーの解決方法：Warning: require /public/../vendor/autoload.php): failed to open stream: No such file or directory in projects/laravel/github-laravel/public/index.php

Laravelのプロジェクトをgithubの公式ページからDLし、php artisan serveを実行したところ以下エラーが発生。

Warning: require(/Users/projects/laravel/github-laravel/public/../vendor/autoload.php): failed to open stream: No such file or directory in /Users/projects/laravel/github-laravel/public/index.php on line 34

Fatal error: require(): Failed opening required '/Users/projects/laravel/github-laravel/public/../vendor/autoload.php' (include_path='.:') in /Users/projects/laravel/github-laravel/public/index.php on line 34

エラー発生までの経緯

1. githubからlaravelプロジェクトをclone

https://github.com/laravel/laravel.git

github上のlaravelをクローン

git clone https://github.com/laravel/laravel.git <プロジェクト名>

2. サーバー起動

php artisan serveを実行したところ、エラーが発生

3. 強制起動

php -S localhost:8000 -t public/

強制的に起動し、localhost:8000にアクセスしたところ、同じエラー内容がブラウザに表示された。

## 発生原因 `/vendor/autoload.php`というファイルがないことが問題。 これは、初期状態ではバンドルがインストールされておらず、autoloadも入っていないため。

必要なバンドルが記された、composer.jsonはあるが、実際にインストール済みのバンドルが列挙してあるcomposer.lockが存在していない。

## 対処法 composerを使ってバンドルをインストールする。

$ composer update

composer.jsonに書いてあるバンドルがズラーっとインストールされる。

### 起動

$ php artisan serve
Starting Laravel development server: http://127.0.0.1:8000

今度はautolodなしのエラーが発生せず、URLが表示された。

▼新たな問題 ５００番サーバーエラー

今度はサーバーエラーが表示された。

### サーバーエラーの原因 ルート直下のstorage > laravel.log のエラーログを確認。

laravel.log

production.ERROR: No application encryption key has been specified. {"exception":"[object] (Illuminate\\Encryption\\MissingAppKeyException(code: 0): No application encryption key has been specified. at /Users/projects/laravel/github-laravel/vendor/laravel/framework/src/Illuminate/Encryption/EncryptionServiceProvider.php:79)

encryption key（暗号キー）がないというエラー。

キーが置かれている、ルート直下のenv.exampleを確認する。

.env

APP_NAME=Laravel
APP_ENV=local
APP_KEY=
APP_DEBUG=true
APP_URL=http://localhost

APP_KEYが記述されていない。これが原因。

### 対処法 APP_KEYを作成する。

1. .envファイルを作成する。

cp .env.example .env

windowsの場合は、copyコマンド

2. キーを作成する

$ php artisan key:generate

Application key set successfully.

▼.env

APP_NAME=Laravel
APP_ENV=local
APP_KEY=base64:afD5bgUa,,,,
APP_DEBUG=true
APP_URL=http://localhost

APP_KEYの作成完了

注意：.envファイルがない場合はエラーなるので先に作成しておくこと。また、.envファイルが空だと実行後も空のままになる。（なのでexample.envをコピーしておく）

3. キャッシュをクリアする

.envファイルを変更した場合は、内容を反映するためキャッシュクリアが必要。

php artisan cache:clear

4. 再起動

php artisan serve

無事トップページが表示された。

## (補足)composerでLaravelプロジェクトを起動する 今回はgithubからLaravelをクローンしたため、 composerをupdateしたり、APP_KEYを作成する必要があったが、

composerを使ってLaravelプロジェクトを作成すれば、すぐにphp artisan serveを使ってもエラーが発生しないためおすすめ。

・composerを使ってLaravelプロジェクトを作成する方法

以上。