はじめに
2020年4月から社内新規事業のWebエンジニアとして1人でバックエンド領域を担当しています。
もともとは1年間SESでの運用保守の経験しかなく、開発未経験からの抜擢でした。
ほぼ独学で現在も試行錯誤しながら開発中です。
そんな環境を乗り越えるのに様々な書籍やUdemyに支えられてきたので、時系列順で紹介します。
ハンズオン形式の入門向けの書籍・コースが中心となっています。後資格取得系も多めです(笑)
PHPからLaravelまで サーバーサイドをとことんやってみよう【初心者から脱初心者へ】【わかりやすさ最重視】
最初はUdemyのこのコースで学習を開始しました。
いきなりUdemyかよ、と思うかもしれませんが本当の初学者であれば技術書よりUdemyなどの動画学習が最適だと思います。
というのも、情報量的に文字だけより、映像と音声があったほうが間違いなくとっつきやすく感じるからです。
また、ハンズオンとの相性も動画の方がよいと思いました。
このコースではPHPとLaravelをハンズオンで学んでいける内容になっています。成果物として問い合わせフォームを作成していくのですが、そこに到達するまでにオブジェクト指向、SQL、セキュリティといったWeb開発を行うで必須となる分野を体系的に学習できるので、Webエンジニアとしての第一歩を歩むのにオススメです。
独習PHP
わりとボリューミーで初学者の方が読むのにはしんどいですが、上記Udemyをやった方であれば付いていける内容です。私は読破まではしていませんが行き詰まった時のリファレンス用として使用しています。徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集
開発4ヶ月目くらいの時に腕試しでPHP試験を受けようと思い購入した本です。やはり資格取得は体系的に偏りなく知識を吸収できるのでいいものです。この一冊で十分合格できました。リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
これを読まなきゃ始まらねぇ!な一冊。すらすら読めるのでなんとしても読むべき本です。AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
AWSを学ぶためのとっかかりとしてAWS CLF資格を取ろうと思い読みました。これプラス模擬問題集で合格できました。VPC、EC2、RDS、Route53などなど、AWSの主要なサービスの概要について体系的に学べる良書でした。[これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)]
続いてAWS SAAを取得してより深堀りしたAWSの知識を手に入れるためにこちらのUdemyコースを受講しました。
試験範囲である様々なサービスをそれぞれハンズオンで学習できるのでオススメです。
ちなみにEC2(Public) + RDS(Private) + ALB
の冗長構成については何度も構築するので手が覚えます(笑)
試験については上記プラス下記の模擬問題集もセットやったところ無事に合格できました。
3分間ネットワーク基礎講座
AWSのことはわかりましたが実際にクラウドでネットワーク構築するのってかなり難しいなと思い、まずはとっかかりが欲しくてやさしいネットワーク入門の本を読みました。 この本のおかげでネットワークへの苦手意識が薄れ、今年の春季のネットワークスペシャリスト試験へ挑もうという意思が生まれました。先に結果を言うとNW試験は無事落ちました(笑)マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)
ネットワークエンジニアのバイブルとも呼ばれる本書ですね。 この本もいきなり初学者の方が読むとしんどいですが、上記の「3分間ネットワーク基礎講座」を読んだ後であれば十分に読み解ける内容となっています。 ネットワークの通信が裏でどうなっているのかという根源的な内容なので、ぜひ読んでほしいです。その他にもネットワークに関連する本は以下を読みました。
かなり専門的になるので列挙にとどめておきます。
DNSがよくわかる教科書
Route 53でレコード設定していてもいまいちよく理解できていなかったので読みました。DNSについて体系的にまとめられており、かつ易しめな内容でオススメです。確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
`AWS SDK for JavaScript`を使用する要件が発生したため、取っかかりとしてこの書籍を読みました。 JavaScriptはES6以前と以降で仕様がガラリと変わっているため注意が必要ですが、この書籍はES6に対応しています。 ハンズオン形式でちょっとした成果物を随時作りながら学べるので初学者にオススメですが、あくまで概要レベルの内容になっています。改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
「確かな力〜」を読破した後にこちらを読めばすらすら読み解けます。 この本を読み終える頃には既存のJavaScriptコードを読んで改修できるレベルにはなると思うので、ぜひ上記の書籍とセットで読むのをオススメします。仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん
AWS Fargateを導入するに当たってコンテナ入門用のこちらを読みました。この本も概要レベルですが主要なDockerコマンドを覚えられます。
後半に載っているKubernetesについては現状業務で使う機会が無いのでぱら見で終わりました。
使って学ぶAWS ECS入門 FargateとLaravelでコンテナデプロイを体験
最後は一風変わって[技術書店マーケット](https://techbookfest.org/)で販売されている書籍になります。 fargateでLaravelをデプロイしたかったのですがどうしてもやり方がわからず、行き着いたのがこの書籍でした。 はっきり言ってここにやりかたが全部書かれており大変助かりました。 技術書店マーケットは掘り出し物がなかなか多そうなので今後もチェックしていきたいと思います。さいごに
こうやって並べてみると本当にコアな技術書を読めてないと反省します(笑)
エンジニアとしてまだまだ小童であることを十分認識しているので、今後は他のエンジニアの方々が挙げているような専門的な技術書を進んで読んでいきたいと思います。
また、新しい領域を学ぶときはUdemyなどを上手に使って得意分野を広げていきたいと思います!
あざした🦭