バックエンド開発入門
サーバーとデータベースの基礎
これから作成するページは動的なページです。
サーバーがリクエストを受け取り、処理を行った結果としてHTML、CSS、JavaScriptをレスポンスとして返します。そのレスポンスをブラウザが受け取り、内容を描画するという流れです。
このプロセスを理解することで、動的なWebアプリケーションを開発できるようになります。
目次:
ターミナルの使用方法
ターミナルは、テキストベースでPCとやり取りするツールです。
ターミナルを使うことで、GUIよりも効率的に開発が可能になります。
また、普段は見えない領域にアクセスしたり、サーバーの管理、動いているプロセスの停止、設定ファイルの操作など、さまざまな作業ができます。
多くの開発ツールはターミナルから操作する必要があるため、ターミナルの使用に慣れることは重要です。
紛らわしい用語
ターミナル: コンピュータを操作するためのテキストベースなインターフェースです。昔は物理的な端末でしたが、現在ではターミナルソフトを使用するのが一般的です。
シェル: ユーザーからの入力を受け取り、コマンドを実行するプログラムの一種です。ターミナル上で動作し、ユーザーとオペレーティングシステムの橋渡しをします。
BASH: 広く使われているシェルの一種で、以前はMacの標準シェルでした。現在でも多くのLinuxシステムで使用されています。
基本コマンド
ls:
現在のディレクトリ内のファイル一覧を表示します。ファイルやディレクトリの名前、サイズ、作成日などを確認できます。
pwd:
自分が今いるディレクトリのパスを表示します。現在の作業ディレクトリを確認するために使用します。
cd:
ディレクトリを移動します。例えば、cd ..で一つ上のディレクトリに移動できます。
clear:
ターミナルの表示をクリアします。Macではコマンド+Kでもクリアできます。
mkdir:
新しいディレクトリを作成します。スペース区切りで複数のディレクトリを同時に作成することも可能です。
touch:
空のファイルを作成します。複数のファイルを同時に作成することも可能です。既存のファイルの場合はアクセス日時と更新日時を変更します。
rm:
ファイルを削除します。削除したファイルは元に戻せないため注意が必要です。
rmdir:
空のディレクトリを削除します。中身のあるディレクトリを削除するには、rm -rfコマンドを使用します。
パスの指定
絶対パス:
ルートディレクトリから始まる完全なパスです。
どこからでも使用できるため、確実にファイルやディレクトリを指定できます。
相対パス:
現在のディレクトリを基準としたパスです。ディレクトリを移動するたびにパスが変わるため注意が必要です。
manコマンド
manコマンドを使用すると、指定したコマンドのマニュアルを表示できます。例えば、man lsと入力すると、lsコマンドの詳細な使い方が表示されます。また、コマンドにフラグを渡すことで、コマンドの動作を変更することができます。例えば、ls -lと入力すると、ファイルの詳細情報をリスト形式で表示します。
まとめ
ターミナルを使うことで、効率的な開発が可能になります。基本的なコマンドを理解し、正しく使うことで、サーバーの管理やファイル操作がスムーズに行えます。また、ターミナルの知識はバックエンド開発において非常に重要ですので、しっかりと身につけておきましょう。